SF

隔週スタートレック・スターシップコレクションを買ってみたぞい・・・の巻

先日、海洋堂のガチャガチャ・ワールドタンクディフォルメ2を捜しに、久しぶりに池袋へ行ってみた!

とりあえずは、以前海洋堂ガチャガチャマシーンが多数置かれていた某巨大家電量販店*マダ電気の本店へ直行

ところがエスカレーター横に一列に配置されたガチャガチャマシーンは残っておったものの、ちょっと離れた位置にあった肝心の海洋堂ガチャガチャマシーンの列完全に撤去されておった

プラモやフュギア等大人向けのトイを一切排除し、幼児玩具一色に改装されてしまったこのフロア・・・ガチャガチャさえも例外ではなかった・・・という事なのか

せっかく来たのだから、ブログネタに何かやってみるかな・・・と覗いたら、新ロボコップのフュギアとかあったんだけど・・・
やっぱり無駄使いはやめて、地下フロアの書籍コーナーで立読みでもして帰るか・・・と、書籍コーナーへ

すると、スタートレックの航宙艦模型のオマケがくっ付いておる本を発見

隔週スタートレック・スターシップコレクション
精密モデルと特製マガジンで送る、スタートレックの新たなコレクション

・・・とのこと

精密モデルと特製マガジンで送る・・・とは言っても模型がメインでマガジンの方は数ページのパンフレット程度・・・という例のアレだ

出版社を見ると、デアゴスティーニ・・・やっぱりな

自動車やら戦闘機やら戦艦やらの模型のくっ付いておる本は度々見かけておったが、とうとうスタトレのメカにまで手を出したのか・・・

この本の存在は知らなかったなー

北斗2000年の記録『北斗の拳DVDコレクション』TVCMは盛んにやっておったが、この本のCMは一度も観た記憶が無いな

しかし、スターウォーズならともかくスタトレは日本じゃ全然知名度が無いから、売れねえだろうなぁ・・・

とはいえ、実は俺さま大のスタトレファン

デアゴスティーニ刊の隔週スタトレDVDコレクションも相当数買ったクチ

どうにも興味をそそられる

一体どんな艦船模型が入っておるのやら

・・・と、店頭に並ぶ刊には、「カーンの逆襲」とかに登場したエンタープライズが入っておった

うう~む・・・コイツか・・・ワープナセルの青い四角いヤツね・・・
宇宙大作戦に出ておったワープナセルの赤い丸いエンタープライズだったら即買いだったのだがね~

しかも価格¥1299(税込み)・・・う~む、結構するなぁ・・・やめておくか

・・・と、本を元の山に戻そうとした時、この本が第2号である事に気が付いた

・・・確かデアゴスティーニは第1号だけ特別価格とやらで異常に安価で出すんじゃなかったっけ?
・・・1号!1号がどこかにねえか?


すると、ちょっと離れた本の山の中に1冊だけ箱のフチがボロボロになった1号が埋もれているのを発見

早速、引っこ抜いてみると、なんと創刊号特別価格¥499(税込み)

おお!ワールドタンクディフォルメ1回+¥99で、惑星連邦の航宙艦が我が手に!

しかし、第1号に付いておった艦船模型は宇宙大作戦の最初のエンタープライズではなくて、なぜか新スタトレに出ておったエンタープライズD

え?放映順じゃないの?

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とりあえず第2号は予算の都合で見送り、第1号のみを購入

にしても、箱デカ過ぎだよ!デアゴスティーニ
コーンフレークの大箱より一回りもデカイのよ!
コレ1冊買っただけで、リュックに他何にも入らなくなっちゃったよ
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箱は扉状に開くようになっておって、薄い特製マガジンが張り付いておる
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内容はエンタープライズDの3面図やらデザイン裏話等・・・
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オマケ(本体)の方の巨大な箱を開封してみると・・・中はスカスカ
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さらに外箱を外すと、件の艦船模型は手頃な大きさのちゃんとしたブリスターパックにパッケージされておるではないか
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ますます無駄にデカイだけの外箱必要無し

模型のサイズに併せてマガジンのサイズを小さくした方が、消費者には喜ばれるんじゃないかしら?

オマケの方のパッケージ内容は、エンタープライズDに専用のディスプレイスタンドが付いておる

このディスプレイスタンドの基部が金属製で、それなりの重さがあるため、なかなか安定感があって良い

この辺りがプラ製の台座の食玩等とは違って高級感を醸し出しておる
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D型と基部を繋ぐ接続アームは透明プラ製で、各艦の形状に併せて異なっておるようだ

D型の場合は円盤部を挟む形状になっておる為、何度も抜き差しすると、この部分の塗装が剥がれてしまう可能性があるので注意が必要かも

さて、D型そのものの形状はというと、実際のプロップ等からリサーチして正確な形状を割り出した・・・と謳っておる通り、なかなかの出来
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が、すでに巨大なアメトイやら食玩やらのD型のフュギア数種を所有しておる身から申せば、突出して出来が良い・・・とも言えない

モールドは、数年前に発売されたエフトイズの食玩・スタトレフリートコレクションと比べるとやや甘めかな
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さらにワープナセル先端の発光部分の張り合わせが雑

この部分は他のメーカーのD型のフュギアでもほとんどがトホホな結果になっておる鬼門

これからD型のモデルを作るメーカーは、この部分のパーツの分割方法を従来のモノから変えたほうが良いのではないかしら?
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塗装に関しては、D型の特徴のひとつ、艦全体に施されたパネルの印刷が、なかなかに美しい

だが、手作業と思われる細かい部分の彩色は、決して丁寧とは言えず、ハミダシも多く、結構ヤッツケな感じがしないでもない
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・・・でもまぁ¥499ならこんなもんか

ビックリするほど精密で出来が良い・・・ワケではないが、
大き過ぎず、小さ過ぎずの手頃なサイズなので、何隻か集めてディスプレイしてみると、圧巻となるかもしれない

とりあえず好きな艦船だけでも買ってみようかな
E型と旧クリンゴン艦とNX-01と・・・

おお!ちょうど第3号がNX-01ではないか・・・

・・・ん?

なぬぅうう第3号から¥2310+税だとぉおお

ちょ、ちょっと第3号からのインフレ率高過ぎだろ!デアゴスティーニ
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追伸:興味のあるブリタニアの貴族の御仁は、20巻まで定期購読すればボーグキューブがもらえるらしいぞい

・・・つうか全70巻まで出す予定なの?この本・・・

スタトレに70隻も艦種あったかなァ
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隔週刊ミステリーゾーンDVDコレクションを買ってみたぞい・・・の巻

ちょっと前からCMが流れておるので、気になっておった隔週刊ミステリーゾーンDVDコレクションの創刊号を買ってみた。01

ミステリーゾーン(原題はトワイライトゾーン)とはプロデューサーも兼ねてた脚本家のロッド・サーリン全エピソードの大半の脚本を書き、ついでにドラマ冒頭にスーツ姿で登場して前説もやってたという伝説の米国のTVドラマシリーズ

1959~64年までに150本ほど製作された

特徴的なのは シリーズを通して共通の主人公とかいうのは存在せず舞台も時代背景も登場人物も毎回さまざま・・・
ストーリーもSFだったり、西部劇だったり、人情コメディだったり、ホラーだったりとこれまたさまざま・・・
まさに星新一のショートショートをそのまま実写化したような完全読み切り形式のTVシリーズなのである03


一部に、円谷プロのウルトラQの元ネタとなったTVドラマシリーズとか、多大な影響を与えた・・・とか大げさな事が書かれているので、
ウルトラQのようなモンスター&宇宙人続々登場のTVドラマシリーズなのか?と期待する怪獣好きな御仁もおるかと思うが、
ハッキリ言うとモンスター&宇宙人が毎回登場するようなTVドラマシリーズではない(むしろ出ない回の方が多い)ので、その辺りを過大に期待するとガッカリすると思う

補足しておくとウルトラQの元ネタとなったのは、同じ米国製のSFTVドラマシリーズのアウターリミッツの方なので、B級レトロモンスター&宇宙人好きな御仁はアウターリミッツの方を観る事をお薦めする
(ミステリーゾーンとアウターリミッツを混同して記憶してる人も多いので余計にややこしい事になっておる)

さて、このミステリーゾーンであるが、俺が最初に観たのは中学生&高校生時代 80年代のTVの深夜枠であった

現在ではTVが24時間放映されておるのは当たり前になっておるが、80年代当時のTVはam3:00くらいになると、放送終了になってしまうのが常
番組内容もpm10:00くらいからがエロ度の高い大人の時間枠・・・そしてam0:00を過ぎると一部低予算の実験的なコントやバラエティ(懐かしのウソップランドとか)・・・と、あとは洋画や米国製のTVドラマがほとんどであった

宇宙大作戦とかスパイ大作戦とか・・・インベーダーとか逃亡者とか・・・アメリカンヒーローとかエアウルフとか・・・なんかその辺りの米国製TVドラマは この深夜枠で眠い眼こすりながら観たような記憶がある
しかも地獄のローテーションで何度も繰り返し

この地獄のローテーションにうんざりの深夜枠の中、突如としてミステリーゾーン第四シーズンが放送開始されたのであった
スターログ日本語版でその存在は知っておったものの、さすがに古過ぎて当時の俺も それまで一度も観た事は無かった
 ・・・というかミステリーゾーンはモノクロ映像なので、よもやカラーが当たり前のこの時代に再放送されるとは思いもしなかったのだ

05

1983年にスピルバークがトワイライトゾーン
(ミステリーゾーン)の劇場版を製作したので、その宣伝の意味があったのかもしれない

とにかくその時 俺が初めて観たミステリーゾーンは1時間のドラマであった
(後にわかった事だが、ミステリーゾーンは基本30分ドラマ。ただし俺が最初に観たこの第四シーズンの16本のみ1時間のドラマで作られたのである)

毎度お馴染みのヘビーローテーションの米国製TVドラマに飽き飽きしていたせいもあり、初めて観たミステリーゾーンは物凄く新鮮で大変面白いドラマだと感激した記憶がある

それから数年後80年代後半、世はバブル景気で花盛り・・・日本中が浮かれまくり、TVの24時間放送が本格的になり始めた頃、またしても深夜枠でミステリーゾーンの再放送が開始されるのである

どこの局だったか忘れたが、懐かしのTVドラマを曜日替りで深夜枠で放送・・・的な企画の一旦として、サンダーバードやミスターエドなんかと一緒に放映されたのだ

この時放映されたエピソードは全て30分タイプ・・・第2シーズンから開始されて毎週2話ずつ放映されていたような記憶があるが・・・さて?
とにかくサンダーバードやミスターエドは終了してもミステリーゾーンだけは曜日や時間帯を変更しつつも、しつこく放映され続け、俺はその殆ど全てのエピソードを観た!と自負していたのであった
今となっては甚だ自信無いけどね

さすが全部で150本もあるだけあって、その全てが傑作というワケでもなく、中には「なんじゃこのハナシ・・・」とツッコミたくなるしょ~もない話も多々あったと記憶してる

例えば~確かこんなハナシ・・・

金塊を強奪した強盗達が(コールドスリープを使って?)未来へ逃亡・・・洞窟で目覚めた彼らは金塊の分け前を巡って、殺し合いを始め、とうとう最後に生き残った一人が洞窟を脱出!
「やった!大金持ちだ~」と浮かれてハイウェイに飛び出したところを未来人のエアカーに追突されて即死・・・
死んだ強盗が大事そうに抱える金塊を見た未来人が
「なんでこんなモノを後生大事にしているんだろう?金なんで科学的にいくらでも造れるようになったのに・・・」と呟く・・・終


しょ~もな~・・・中学生が得意げに描いた漫画じゃないんだから・・・80年代でさえこんなオチじゃ誰も驚かんよ・・・
古い(60年代)TVドラマなんだから仕方が無いけれど、オチで驚かそうとしてるエピソードは今観ると全滅なんじゃないかしら?
そもそも世には24通りのストーリーしかなくて、全てのドラマはそのバリエーション違いと言われてるくらいなんだから、シリーズ通しての主人公がいるわけでもなく、たった30分の尺の中で万人を納得させる驚くようなストーリーを作り続けるなんてどだい無理な話なのだ

遂にはロッドサーリングも自暴自棄になったのか?こんな投げやりなエピソードもあった

ヒステリーを起して台所で包丁片手に暴れまわるオバさん・・・
彼女が必至に追い掛け回してるのは、ゴキブリ・・・ならぬ宇宙服を着た小人!
ひょいひょいと逃げ回る小人をヒステリックに追うオバさん・・・
この間、全く会話無し(それが伏線にもなってるんだが)
いい加減この追いかけっこにも飽きてきたな~と視聴者が思い始めた頃、
小人は屋上に停めてあった小型UFOから逃亡を図ろうとしている・・・
オバさんは血相変えて飛び立とうとしてた小型UFOに飛び付き、手にした包丁でメッタ刺し・・・UFOは墜落・・・
UFOから断末魔の交信記録が洩れ聞こえて来る
「管制室!管制室!我々は未知の惑星で凶暴な生物に襲われ全滅・・・」
UFOにカメラが寄ると、機体にはNASAの文字が・・・終

・・・だから 何?

30分も引っ張っておいて、そのオチ?
いや、コレはさすがに ダメでしょう・・・かつてアシモフが言ってた「やっちゃいけないSF3大オチ」のひとつに完全に抵触してますよ・・・

一方で、泣かせる話やコメディタッチの話、戦争がらみの話には今観ても傑作と思える話が多いのも確か

狩猟の最中に突然命を失ってしまった猟師と猟犬・・・死んだ事に気付かずに一人と一匹があの世の道をトボトボ歩いていると、道が二股に分かれてて、片方の道にはグラマーなお姉ちゃんが「こっちへいらしてぇ~ん」と楽しげに誘っておる。しかし、永年の相棒である猟犬の反応は・・・
エピソードのタイトルは「狩りの最中突然に・・・」だったと思うが、犬好きにはたまらんコレは泣けるイイ話しだった
他には「4つめの願い」というエピソードだったと思うが、ラストがこれまた犬好きにはたまらん微笑ましいオチだったと記憶してる(ネタバレするので詳しくは書けん

コメディタッチの話で真っ先に思い付くのは
何の取り得も無い青年ディングル君のところに唐突に火星人だか木星人だかがやって来てスーパーパワーを与える・・・ところがこのディングル君、のび太君並に何をやってもダメなヤツで・・・という「強いぞディングル君」という話
火星人だか木星人だかの造詣物凄いけど、脱力のオチは俺好み!当時かなりのおき入りエピソードだった02


戦争がらみの話では
砂漠に不時着した爆撃機の乗員が次々に消えていく話沈没して生存者のいないはずの潜水艦の内部から物を叩く音が聞こえてくる話なんかは結構不気味だったな・・・やはり戦争がらみのエピソードは似たようなストーリー展開でも、絵空事のSFより現実感があるぶん怖さは倍増だったような気がする

それと星新一のショートショートにも同じ事が言えるけれど、このミステリーゾーンも 悪魔や精霊(ジン)が登場するエピソードが多かった印象があるね~

うっかり悪魔と契約しちゃったけど、それをいかにクーリングオフするか・・・みたいな図式は SFに興味ナシな幅広い視聴者層にもわかり易いし、脚本も書き易いかったのかもね

そんなこんなで今回発売になった隔週刊ミステリーゾーンDVDコレクション
学生時代俺が観てた深夜枠で、ついぞ放映されなかった第1シーズンから順番に収録されていくという
つまりは創刊号に収録されておる3本は全て未見のものなワケで、早速ワクワクしながら観てみた

先ず驚いたのが、お馴染みのOP曲の♪チャラリラチャラリラ~が使われていない!という事
タイトルバックには何か地味~な曲が使われておるのだ
さらに冒頭の映像宇宙をバックに瞼パチクリや窓ガラスがガシャン!と砕けたり・・・ぐるぐる眼が回りそうな渦巻きが出てきたり・・・というお馴染みのシュール映像ではなくで、山だか洞窟だかのイラストを静かに見せるのみ

なんか地味~


さらにさらに・・・未来都市だろうが 西部劇だろうが 中世ヨーロッパだろうが 他惑星だろうが・・・いかなる舞台設定であろうとスーツ姿で物語冒頭に登場して思わせぶりな簡単前説をしてくれるロッドサーリング小父さんが、最初の3話では画面に登場していない
ロッドサーリング小父さんはナレーションのみ・・・

ううむ・・・これじゃまるで 印籠を出さずに事件解決してた水戸黄門第1シーズンと同じじゃんか・・・どのTVシリーズにもパターン確立までの試行錯誤はあるものなんじゃの~

しかし!
ラストの「~はミステリーゾーンでは起こりうることなのです・・・」的なロッドサーリング小父さんのナレーションと共にラストショットからカメラが上に移動・・・宇宙(星空)に変わるお馴染みの終わり方は第1シーズンから健在!

よかった~最後の最後でスッ!としたぞい04


ところで、この隔週刊ミステリーゾーンDVDコレクション
一巻に30分のエピソードがたった3本しか収録されていない

創刊号のみは特別価格¥790だったので買ったけど、次刊以降は¥1790に大幅値上がり
正直、1790はちと高過ぎるような気がするなぁ・・・
一巻に6本位収録されてれば文句無く毎週買い続けてもいいんじゃが・・・
或いは4本収録して¥1000くらいだったらねえ・・・
どうしたもんかな・・・

〈異種合体 !? リアベ号!〉 実家の押入れで宝物発掘 其の四・・・の巻

正月に帰省した際、実家の押入れから懐かし玩具がたくさん出てきた旨は以前御報告したが、今回登場するのはその中の一つ バンダイのプラモデル 宇宙からのメッセージに登場したリアベ号スペシャル である
01
1970年代末・・・日本はハリウッドから突如上陸した黒船スターウォーズによる空前のスペオペブームに沸いておった

当然、日本の映画・テレビ・出版界もこのブームに乗り遅れまじ・・・とばかりに急きょ国産のスペオペを生産して、市場に送り出した

この時、東映が製作したスペオペ映画『宇宙からのメッセージ』である

しかしこの宇宙からのメッセージという映画、当時小学生だった俺でさえも 本家SWには遠く及ばない・・・と一目で判断出来るようなガッカリな作品であった

大人になってから冷静にこの2作品を見比べてみてわかった事は・・・

SWのルーカス監督はSFやスペオペが大好きなマニアであり、子供の頃に読んだパルプマガジンの世界を再現しようとあらゆる努力を惜しまずSWを製作した・・・

一方、我らが宇宙からのメッセージの某監督は、任侠には興味があってもSFやスペオペには全く興味が無く、会社に命令されて嫌々撮っている事が画面の端々から覗える・・・という事である

無名であってもSFやスペオペに理解や意欲のある監督が撮ったならば、あんなガッカリな作品にはならなかったろうに・・・という誠に不遇な国産スペオペ映画なのだ

この作品にはガバナス帝国の戦闘機を始め、アノ監督じゃなければ本家SWを凌駕する事も可能だったかも・・・と思わせる実に魅力的なメカニックが多数登場する
中でも2機の小型戦闘機を搭載した主役機リアベ号日本宇宙特撮史上ベスト10に入る屈指のメカニックではなかろうか

そのリアベ号映画公開時にはゼンマイキットとして発売されていた
ゼンマイキットとはいえ、完成度は非常に高く、劇中同様にアームを展開して2機の小型戦闘機との合体&収容が可能・・・という特徴あるギミックが完全再現されておった02

当然俺も貯めていた小遣いを奮発して購入、その完成度に驚嘆し、お気に入りの一品だったのだが、なにぶん小学生のガキだったため、遊んで壊れたので安易に捨ててしまった・・・

その時は、また小遣い貯めて買えばいいや・・・と気軽に考えおったのだが、小遣いが貯まる頃にはプラモ屋の店頭から完全に消えていて入手はもはや不可能になっておった

・・・そして俺が再びこのキットを手にするのは、その数年後の80年代の半ば 中学生か高校生の頃になる・・・

その時にはゼンマイを廃したスケールキットになっておった

同じ頃、宇宙戦艦ヤマト初放映時にゼンマイキットとして発売されてたコスモゼロやブラックタイガーがゼンマイを廃したスケールキットとして再発売されておったので、多分コイツもそのシリーズの一環であったのかもしれない
ちなみに同じ国産スペオペの金字塔スターウルフのバッカスⅢ世の再発売も期待しておったのだが、この時再発売されたのはリアベ号だけだった

今回御見せするのは、この80年代の半ばスケールキットとして再発売された時に購入したリアベ号である
このスケールキット版は廃棄した記憶が無かった為、実家のどこかに眠っている・・・という確信はあったものの、いざ発掘し箱を開けてみると、肝心の2機の小型戦闘機が見当たらない・・・03

残された惨状から察するに・・・先ず2機の小型戦闘機を先に組み立て塗装して、その後リアベ号本体の組み立てと塗装を行うつもりであったが、リアベ号の下塗り段階で頓挫・・・
小型機専用のディスプレイスタンドが付いていたのをいい事に、小型機だけを飾っておいた為、リアベ号本体と生き別れになってしまった・・・という事らしい

散々捜したが結局2機の小型戦闘機は見つからず、そのまま東京に戻って来てしまったのだが、あとで10年位前にガチャガチャで当てたポピニカのミニチュア版のギャラクシーランナーとコメットファイアを持っている事を思い出し、このガチャガチャの小型戦闘機2機をリアベ号のプラモに合体させてみてはどうか?と思い付いた次第なのである04

・・・というワケで、GWに帰省する際、ガチャガチャ小型戦闘機2機を持ち帰り、実家に保存してあるリアベ号に合体させてみた

帰省する前は、ガチャガチャ版は小さ過ぎて合体大失敗・・・というオチになるんでは?と予想していたのであるが・・・

大きさ的にはそれほどの違和感は、感じられず・・・

ひょっとして・・・コレ・・・イケるんじゃね?

05ギャラクシーランナーの方はノズル部の長さが足りず、アームの方にも専用の溝が彫ってある為、粘着テープの力を借りなければ固定は不可なのだが

コメットファイヤの方はノズルとアームの接続部の大きさがピッタリ
なんと粘着テープ無しでも合体固定が可能であった

そんなこんなで両機を合体!06

そして格納・・・07

ううむ・・・カッコイイのう・・・

つうか、ガチャガチャの2機はプラモに付属してた2機よりモールドも形状も精巧に出来ておるため、プラモの箱の完成写真より数段カッコ良くなってる気がするぞい08

パウル本を買ってみたぞい・・・の巻

今回は小松崎茂画伯と並んで俺の魂の師匠(と勝手に呼ばせて頂いている)フランク・R・パウル先生の画集のお話。

フランク・R・パウルとは誰ぞや?

・・・という平成生まれのキッズ達に簡単に説明しておくと・・・
1920年代から40年代くらいに米国SFパルプマガジンで活躍した大御所イラストレーターなんである。

さすがにパウル先生が活躍した時代に俺は生れていなかったが、1980年代前後に訪れたスターウォーズを始めとする空前のスペースオペラブームスペオペにハマり、やがてスペオペ翻訳家&コレクターとして名高い 故・野田昌宏氏の著書で、その存在を知った次第
同年代のスペオペ好きの中には、俺と同じ経路を辿ってパウル先生に行き着いた御仁も多いのではなかろうか?

そのパウル先生の画集が再版された・・・との情報を掴み、アマゾンで早速購入してみた

アマゾンで書籍を買うと大抵厚手の封筒で郵送されて来るものなのだが、
このパウル先生の画集はなんと段ボール箱で届いた

それもそのはず、およそ縦30cmX横23cmというビックサイズ
ページ数は128ページ足らずだが、オールカラー絵本みたいな固い紙の表紙の付いた上製本00

なんとも豪華な仕上がりなのである

中を開くと、アメージングサイエンスワンダー等の20~30年代のパルプマガジンの表紙が満載!

ううむ・・・こりゃあイイ本だ!
パルプマガジンやレトロフューチャー好きにはタマランなぁ・・・

・・・・・・・・・・・・・

いかん!いかん!見入ってしまったわい

そんなこんなで、今回は俺の魂の師匠・フランク・R・パウル先生の作品を幾つか御紹介して、その魅力を大いに味わって頂きたいと思う

先ずは1933年のワンダーストーリーズの表紙
なにやらフランス軍の軍服みたいなの着た男二人が蛸みたいなホヤみたいなエイリアンをやっつけてる画

ベルトの浮遊装置と前面を覆う透明な防護鎧、そして両胸に固定されたビーム銃・・・1930年代に考案されたコンバットスーツと言うべき装備がカッコ良し!
銃を構える為には両脇しめなきゃならんトコロがなんともキュート01

防護鎧に銃が固定されてるので、戦闘中に銃をうっかり落す心配も無し!
ナイスアイデア

お次は、探検隊を襲うエイリアン操る真っ赤な駝鳥型ロボ02
首から伸びた金属チューブの上にエイリアンがチョコンと乗っかってるところがなんともカッコ可愛い!

続いて登場しますは、未開の惑星で凶悪な単眼原住民に捕われて火あぶりにされている美女
あわや!の危機に酋長の背後に颯爽と飛び降りるヒーローの図・・・
・・・のハズなのだが、美女を火あぶりにしているのが、なんともショボいアルコールランプぽい装置
火力弱過ぎで、捕われの美女も心なしか余裕の表情・・・03
「おい!どないなっとるんや?全然焼けてへんやないか!」
「すんません酋長!今いい具合のところに台移動させますんで・・・」
―――的な会話が聞こえて来そうである

次なるはライオンと格闘する仮面ライダーというかウルトラマンというか・・・の顔のロボット
しゃくれの顎で、なんとなく猪木にも似ておりまする04

パウル先生は眼と鼻がニュッと突き出た特徴的なエイリアンを数多く描いておられるのだけれど、そんなパウル顔のエイリアンの代表作のひとつを御紹介
遭難した地球人を救助しに来たロブスター型エイリアン・・・といった図かしら
およそ2本脚で直立するには無理有り過ぎな体型ながら、細ッそい脚で健気に立つロブスター星人の姿に涙・・・
後に立つ白いロブスター星人はしぐさから推測するに、おそらく女子?05
「お~い!助けに来たぞ~」
「まぁ無事でよかったわ・・・」的な感じか?
いや待て!背後でこっそり宇宙船を盗もうとしてる不信なロブスター星人もいるぞ
志村~うしろ!うしろ~!

・・・で、最後はブリキバケツロボパウル先生描くところのリアル顔の犬で御挨拶06

Frank R. Paul Father of Science Fiction Art
Frank R. Paul Father of Science Fiction Art

特リボと前政権・民主党はどこか似ている・・・

特撮リボルテックは前政権・民主党に似ている・・・

今回の特リボ・機動歩兵の箱を開けた時に、ふと そう思った
01
確か3年前にこの特リボのシリーズ発売が発表された時、海洋堂は
①邦画・洋画の垣根を越え、さらに小説やアートをも含むあらゆるSF作品のフュギア化を実現!

②元のデザインを損なうことなく様々なポージングも可能な手にとって遊べる可動フュギア!また付属の小道具やパッケージ等にもこだわり、プレイバリューの高い大人の為の玩具箱的な商品!

③コレだけ充実して、なんと価格は¥2000台!コレクションしやすいお手頃価格!

④毎月1日に定期的に発売!


・・・・と、まぁこんな感じのマニフェストを謳ってた・・・と記憶してる

売れるのはガンプラと美少女フュギアのみ・・・という業界に風穴を開ける!的な気概に賛同して、俺も特リボの発売記念イベントへ年甲斐も無くノコノコと出かけて、サンプル品をいじったりメンコを貰って盛り上がって
こんな可動フュギアシリーズを待ってたんだ!
今の時代に生きてて良かった~!
なんて熱く語り合ったりしてたのを懐かしく思い出す・・・

それからわずか3年・・・で、このていたらくは一体何?

06新製品と称して、金型使い回しのアイアンマンのバージョン換えばっかし発売したかと思えば、今回の機動歩兵のように10年近く前に発売した製品トンチンカンな所にこれまたトンチンカンな大きさのリボ球を使用し、可動範囲も極端に狭く価格は¥2000台どころか¥3000を遙かに越えているくせに、箱ばかり無駄にでかくてオマケはパトリック・スチュワート似の兵士のみ・・・

マニフェストの中で唯一守っているのは、GW中にも関わらず5月1日に発売しやがった!事くらい・・・実家に帰省する人間にとっては甚だ迷惑な限り!

もの凄く期待してたぶん 半端ないガッカリ度で怒りは一向におさまらないけれど、とりあえず特リボ・機動歩兵の感想を御紹介

既に多くの方々のレビューにもあるけれど、機動歩兵自体かなり小さいです
02その小ささにみんな箱開けてビックリしたみたいだけど、特リボのシリーズが開始された当初に配られたチラシには、大魔神やジャイアントロボと並んで、その半分くらいの大きさしかない機動歩兵が写ってたので、俺は正直それほど驚きませんでした

元々リボルテックシリーズ自体過去に発売された海洋堂のフュギアリボ球を組み込んで新製品として発売する(ちなみに何度かバージョンアップしたリボのゲッター1。腹の横に開いたモノシャフト時代の穴はとうとう最後まで埋められる事は無かったね)・・・てな傾向があったから今度の機動歩兵も以前出したフュギアにリボ球仕込むだけなんだろうな~ってのは薄々予想してた・・・しかしこれほどオマケパーツが少ないとは

本体の小ささなら骸骨剣士T-REXだって、かなり小さかったのだよ
しかし、オマケというか飾り台のジオラマベース凝っていたのでボリュームが有りそれなりの満足感は得られたのだな

・・・それが、今回の機動歩兵はどうよ?

踏み潰された蜘蛛(脚関節に小リボ球組み込みで可動)くらいのジオラマベースが付いてても当然なくらいのお値段じゃないかしら
この不景気な時代に定価¥3500もするんだからさ~
ジオラマベースが付いてないなら3年前のシリーズ開始当初の定価が¥2000台の頃に発売してくれりゃよかったのにィ

しかも本体はビックワンガムみたいな素材だしぃ~
中にパトリックの首があるにもかかわらずバイザーは透明素材じゃない(しかし股間の部分に透明素材が?使う所違うだろ!)
さらに腕の付け根リボ球じゃなくてモノシャフト・・・ここ、かなり抜け易いし折れ易い
しかも2箇所回るらしいが、俺の機体はなぜか1箇所しか回らねえしぃ~
(多分塗料か何かでくっ付いちゃってるんだろうけど、怖くて無理に回せねえよ03
・・・で、俺が最大に納得いかねえのは、手首にど~いう理由なのかリボ球を使ってねえコト
縦型のモノシャフトでつながってるんだけど、コレいじってるうちに絶対もげちゃうよ!っていうくらいの脆さ・・・
さらに付け替え用の手首は2個とも穴が小さ過ぎて、そのままじゃ付け替えは不可能・・・って、ちょっと奥さん!ヒド過ぎじゃありませんこと?04
ヒザや肘に使ってるリボ球大き過ぎ大味過ぎるし・・・その為ポーズもろくにとれない上に、自立も難しい・・・
なんざますか!この雑な造りは

機動歩兵・・・パワードスーツといえば俺と同世代の現在40代前後の人間には、特別な思い入れがある逸品
80年代当時のスタジオぬえアイコン的な存在であったと同時に、モビルスーツをはじめとする現在まで連なるロボ兵器のイメージの源泉ともなった金字塔!
庵野秀明監督がアマチュア時代にダイコンオープニングアニメで活躍させて、非小説派のアニメオタク達にも知れ渡ったSF小説中の超メジャーメカ!
当時から海洋堂やゼネプロ等ガレージキットメーカーがこぞって製品化に取り組み今回の特リボその決定版になるのでは?と大いに期待してたのに・・・

俺は長年、海洋堂びいきだったが・・・特リボ・轟天と並び、コレはちょっと擁護しようがないくらいガッカリな製品だったな~
同梱のパトリック・スチュワート(似の兵士)は、塗装も素晴らしく出来は良好だったが・・・
ただ機動歩兵と並べるとスケール的にパトリック一回り大きいような気もするが・・・
あっ!ひょっとして、このパトリック機動歩兵で、俺が今まで機動歩兵だと思ってたのは、オマケのロボ的な何かだったのかしら?07
特撮リボルテック SERIES No.037 機動歩兵特撮リボルテック SERIES No.037 機動歩兵
販売元:海洋堂
(2012-05-01)
販売元:Amazon.co.jp
興味出た人は・・・








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