特撮

「妖怪大戦争」久々に観たけど相変わらずダイモンは怖かったぞい・・・の巻

創刊号特別価格¥999の大怪獣ガメラ以来、とんと御無沙汰だったディアGの隔週大映特撮DVDコレクション
第9巻まで何らかの形でソフトを持っている作品ばっかりだったので殆ど気にも留めておらんかったのだが
先週実家に帰省しておる時に地元の書店にて第10巻の妖怪大戦争を発見

しかし、持って帰るのが邪魔だったので、東京に戻ってから買えばいいか・・・と、その時は買わずに帰って来てしまったわけなのだが
その後、魔都・池袋の巨大書店を数軒捜し回ったにもかかわらず、発見出来ず

第10巻の妖怪大戦争が物凄い人気で売れ切れてしまったのか?
はたまた隔週大映特撮DVDコレクションの売れ行きが余りにも悪いので、書店側が9巻までで仕入れるのを打ち切ってしまったのか?

とにかくどういうわけだか第10巻だけが店頭に無いのだ

無いとなると余計に欲しい

かくなる上はプレ値覚悟でネットで・・・と検索したら
アマゾンで定価で売ってた

やっぱり店頭に無い理由は後者だったか・・・

そんなこんなで手元に届いた隔週大映特撮DVDコレクション10 妖怪大戦争
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昭和40年代の大映は、ガメラを筆頭に大魔神や妖怪とシリーズ物の特撮を続々量産しておったのだが
この妖怪大戦争は昭和43年製作の妖怪百物語の続くシリーズ第2弾なんである

大映の妖怪シリーズは翌44年製作の東海道お化け道中を含む3部作
公開当時は登場妖怪のソフビやプラモも発売されるほどの人気だった

ちなみに俺のガキの頃には、この妖怪3部作が夏休みや冬休みに盛んにテレビでリピート放映されており、毎年何度も観た
・・・はずなのだが、正直なトコロ、ガメラや大魔神に比べ
第1作の妖怪百物語と第3作の東海道お化け道中は
どんな内容だったか・・・全く思い出せないほどに印象が薄い


とにかく強烈に覚えておるのは、第2作目の妖怪大戦争だけなのだ

ストーリーは、古代バビロニアの吸血妖怪・ダイモンが江戸時代の日本に飛来
伊豆の代官に成りすまし、吸血・殺人・子供狩り・・・と悪事の限りを尽くす
見かねた油すましやカッパ等日本妖怪がダイモンを懲らしめるために力を併せて戦う
・・・というもの

海外の妖怪から日本を護るために日本妖怪が結集して戦う・・・というエピソードはゲゲゲの鬼太郎にもあったが
この手のストーリーは、東映まんがまつりマジンガーZ対***仮面ライダー大戦等に通じるものがあり、
ある特定の世代には、大変に燃える展開なのだ

この場合、敵のビジュアルが重要なポイントになる

ヒーロー集団を相手にするのだから、毎週テレビに現れるヤラレ怪人やロボでは役不足なのだ

ヒーローが束になってかかって来ても、チビッコたちに可哀想・・・とか思われない凶悪な面構えと容姿・・・

その点、この作品に登場する、敵役のダイモンは とにかく存在感がハンパ無く、強烈

顔は鬼で身体は猛禽類、しかもマスクからは中の人の眼が剥き出し・・・
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一度観たら、絶対忘れられないそのゾッとする姿・・・怖過ぎ~
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ガキの時観て、怖ッと感じたが、
今回改めて観直しても怖過ぎるその造形にゾッとした

昭和43年にして、この着ぐるみの完成度は・・・驚くばかり

対する日本妖怪の顔ぶれと造形の方は・・・というと
ちゃんとした着ぐるみのモノから学園祭レベルのトホホなモノと様々・・・
予算上、質よりも数を揃えるのを優先した結果ですかな~
前作の使いまわしの着ぐるみも多いみたい
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ただ、カッパもマスク以外は役者さんの身体に緑色のペイントしただけなんだけど、動きが機敏で、コミカルな生命感溢れたイイ感じになってた
このアバウトさが返って八百万の神の住まう日本の妖怪っぽさを醸し出しておるのかもしれない
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さて、この両者が劇中3回(4回?)に渡って激戦を繰り広げるのだけれど
とにかくダイモンがとてつもなく強い
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さらに・・・
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日本妖怪は全く歯が立たず、第1ラウンドは敗走・・・

続く第2ラウンドでは 妖怪封じの札で日本妖怪まとめて壺に封印されてしまう始末・・・

ダイモンが強過ぎるのか?
日本妖怪が弱すぎるのか?


ちなみに、この妖怪封じの札で壺に封印されてしまうというくだり・・・
人間側の主役・侍の新八郎が叔父の祈祷師の形見の妖怪封じの札で、ダイモンを封じようとするのだが、投げた札がなぜか加勢に駆けつけた日本妖怪の方へ(ダイモンの念力で?)飛んで行き、これまたなぜかわざわざ日本妖怪の隠れ家に置いてある壺までヒュ~って飛んで帰って封印されてしまう。
ひょっとして、ダイモンに札を貼ったらバビロニアにヒュ~って飛んで帰って封印されるって事を示してるのかしら??)


その展開が唐突過ぎて、当時子供心に「??」と感じたものだが
今回観直してみても「唐突過ぎんだろ!」とツッコミを入れずにおられなかった
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ダイモンが「念力!札返し!うはは・・・その札で俺さまをバビロニアへ封印しようとしても無駄だァ」とか何とか口頭で説明してくれりゃ解り易かったんじゃないかなぁ

さて、この新八郎がダイモンの眼を射抜いた事から、ダイモンの弱点は眼である事が判明!
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残る片眼を潰せば勝算有り!と考えた油すましは日本全国の妖怪に召集をかけて、ダイモンとの最終決戦に挑む
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この最終決戦・・・ダイモンは分身したり巨大化したりで日本妖怪達を翻弄
実物大で造られたダイモンの足や手のプロップと本体を合成したり、実際数の少ない日本妖怪を多重露出で数増やして見せたり・・・と、さまざまな昭和アナログ特撮を総動員
実に迫力且つ幻想的な仕上がりとなっておる
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最終的にダイモンは両目を潰され、敗走・・・日本妖怪の勝利・・・となるわけなのだが・・・

アレ?ダイモンって死んでなかったんだ

♪お化けは死なな~い・・・と鬼太郎の歌にもあるから「死ぬ」という表現はおかしいかもしれないが、封印とか消滅とかじゃなくて、ただ空に飛んで逃げて行く・・・というショットがあるだけ
これって「地球最大の決戦」のキングギドラと同じ最期じゃんか

・・・ってことは、キングギドラみたいに仲間を引き連れて何度もリベンジしに来る・・・なんて展開もあったわけだよね
なんでそうしなかったんだよ!大映~
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なんで、第3作を東海道お化け道中なんて筋も思い出せないような印象の薄い作品にしちゃったんだよぉ~
バックベアードを仲間に引き連れたダイモンを再登場させて、「妖怪総進撃」のタイトルで公開してたらチビッコ大喜びで大勢観客呼べたと思うぞ
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38年ぶりにボーンフリーを観たぞい!キングバトラー登場篇の巻

前回に引き続き、今回は38年ぶりに観た
恐竜探検隊 ボーンフリー』DVD第1巻に収録されておる第4話第5話の感想を書いてみるぞい

ところで、今回のDVD視聴で38年ぶりに気が付いたのだが、
ボーンフリーのオープニング


♪麻酔銃だ~・・・ジェット砲弾~・・・行け~!行け~!行けぇえ~

・・・と幼少から思っておったのだが、
正確には

♪麻酔銃だ~・・・ネット砲だ~

・・・だったのね

ちぇッ!ジェット砲弾じゃなかったのか
ジェット砲弾の方がカッコイイと思うんだけどな~

いや、ジェット砲弾て、何だかわからんけどさ
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さて、第4話に登場するは、恐竜界のスーパースター・ティラノサウルス

画面を観て、

アレ~?こんなのティラノサウルスじゃな~い!

・・・って平成キッズ達は思うかもしれんが、
現在スタンダードとなった前傾姿勢で尻尾の上がっているティラノサウルスは、1993年公開の映画ジュラシックパークからのもの
それ以前は、この画のように、直立して尻尾を引きずっているゴジラ姿勢のティラノサウルス像が一般的だったのだな

38年を経ての、こういった恐竜たちのスタイルの変化も、実に興味深い
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そしてこの話から、ボーンフリーの宿敵・キングバトラー (声・滝口順平) が早くも登場するぞ
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このおっさん、大層な資産家で、趣味は狩猟
地上のほとんどの動物を狩り尽くしたので、今度は恐竜を・・・
というワケで、専用の装甲戦車まで造っちゃって
恐竜の首をめぐり、ボーンフリー隊と熾烈なデットヒートを繰り広げる
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第4話では、砂地獄に落ちてしまった所を、ボーンフリー号に助けられ、
リーダーのジョージに「恐竜は保護動物だからもう二度と狙わないように」
と確約をさせられたにも拘らず、
その数分後には、ティラノサウルスの首を狙って発砲する始末・・・
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・・・とにかく恐竜に対しての執着は尋常じゃない

全くヤル気無しのゴンとガラの出向組みとは大違い・・・

正木博士は、むしろキングバトラーをボーンフリー隊のメンバーに加えた方が仕事がはかどったのではなかろうか?

そのキングバトラー
度重なるボンフリー隊の警告に、ついにブチ切れ、恐竜のために用意した強力麻酔弾を、ボーンフリー号に向けて発射
ボーンフリー号はネット砲で応戦・・・
ネットと共に強力麻酔弾はバトラーの装甲戦車の傍に・・・
そして、爆発・・・
一味は自らの麻酔弾によって夢の中に・・・というトホホな結末

こうして、ボーンフリー隊はティラノサウルスを無事捕獲保護する事に成功したのだった
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続く第5話では、トリケラトプスが登場・・・

大人しいはずのトリケラトプスがなぜか凶暴に?
と思ったら、卵を抱えていたから・・・
アレ?この設定、ブロントサウルス親子と一緒じゃねえか?
他にも、夫婦恐竜とか・・・家族の情に訴えるような設定が結構多かったような印象がある
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巣である洞窟から頑なに出て来ないトリケラトプス・・・
ならば、卵を持ち出して引きずり出そう・・・と、
ジョージが卵をかかえてダッシュ
トリケラトプスに追われるジョージ・・・
アレ?卵ちっちゃくなった?
というか、トリケラトプス 大き過ぎ
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トリケラトプスに限らず、ボーンフリーに登場する恐竜全てがデカ過ぎる
怪獣サイズなのだ・・・これもアービー彗星の影響なのか?
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第5話においても、宿敵キングバトラーの恐竜の首欲しい欲しい病は相変らず・・・
今度はトリケラトプスの首が欲しいのよ・・・とボーンフリー隊の前に立ち塞がる

そして懲りずに今回も、初期手塚漫画に出てきそうな爆弾をボーンフリー号に投てき・・・

巧く行くかと思いきや、突然の地震に、爆弾が自分たちの方へ戻って来た!
そして・・・自爆

・・・このパターン、毎回やるのかしら?
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てなワケで、38年ぶりに観た『恐竜探検隊 ボーンフリー』は期待以上に面白かったぞい

企画段階では、キャラクターはマリオネットで・・・という案だったらしいけど、やっぱりアニメにして正解だったと思う

無表情で演技が限られるマリオネットで作られておったら、恐ろしく退屈な作品になってしまって、それほど印象には残っていなかっただろう

是非とも、全話観たいけど、一本¥3800(税抜き)は、ちと高過ぎるな~
¥1980くらいのお手頃価格にならんものかの~

38年ぶりにボーンフリーを観たぞい!ブロントサウルス親子篇の巻

ガキの頃から大好きで、観たくて仕方がなかったにもかかわらず、既に廃盤、高額なプレ値ゆえに、永らく手が出なかった『恐竜探検隊ボーンフリー』のDVDが、お手頃価格で再発売されたというので、第1巻を早速買ってみた
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作品がマイナーな為に、平成生まれのキッズどころか昭和世代の大きなチビッコ達の中にも『恐竜探検隊ボーンフリー』って何ぞや?と思っておる御方がおるだろうから、ちょいと説明すると・・・

『恐竜探検隊ボーンフリー』は、1976年(昭和51年)テレビ朝日系列で半年間放映された特撮番組
製作はウルトラマンシリーズで有名な円谷プロダクション

もっとも、当時は第2期ウルトラの最期作ウルトラマンレオも終了し、
70年代初頭に吹き荒れた円谷が最も得意とする特撮巨大ヒーロー番組ブーム
同系統の作品の粗製濫造、供給過多が祟って、共倒れとなり完全終了
子供番組の王道は、マジンガーに始まった巨大ロボアニメに取って代わられていて
日本特撮の名門・円谷プロもかつての勢いゼロの時代

しかし、皮肉な事に、一時隆盛を極めたこの巨大ロボアニメも同系統の作品の乱作乱造マンネリ化によりチビッコ達に既に飽きられつつあった

次は何がヒットするかわからない・・・

そんな暗中模索・・試行錯誤の時代に作られた
『恐竜探検隊ボーンフリー』日本特撮テレビシリーズ史上最も個性的で珍妙な作品となる

そのストーリーは

1996年 謎の大彗星アービーの接近により、地球の地殻に変動が起き
各地で忽然と中生代の森が隆起し、絶滅したと思われていた恐竜も一緒に出現する現象が続出

なんで大彗星が接近したら、地下から森と恐竜が出てくるのか?
地下に恐竜が生き残っていた・・・という事なのか?
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ガキの頃から、無理有り過ぎるだろ!と思っておったが、改めて観ても、やっぱり無理有り過ぎな設定

接近した大彗星アービーの特殊な磁場により、地球表面の時空断層に亀裂が走り、地球各所にワームホールが発生!
中生代と現代が地域限定的に入れ替わってしまい、各所で中生代の森と恐竜がランダムに出現するようになってしまった


・・・とかいうタイムスリップを交えた設定にした方が、ワケわからないなりに説得力あったような気もする

ともかく、地球の各所に忽然と出現した恐竜たちを放って置くワケにもいかないので、国際自然保護連合は、
恐竜たちの捕獲保護を目的とした専門の組織を設立
する事にした

その組織こそ恐竜探検隊ボーンフリーなのある

ちなみに捕獲保護した恐竜たちはサーロン島とかいう孤島に集める事になっておる

ボーンフリーの最高責任者は日本の科学者 正木博士
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メンバーは

寝癖ヘアーが特徴のリーダー ジョージ
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恐竜に詳しい少年(正木博士の息子?孫?) マサオ とマサオの愛犬 ドン
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幸薄げな植物学者の紅一点 レイコ  操手 ゴン  通信士 ガラ 
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・・・の五人と一匹

中でもゴンとガラ両隊員のヤル気の無さは半端無い
「恐竜キモっ!」「なんでこんなヤツ助けなきゃならねえだよ」等々
終始ボヤキっぱなし・・・そんなに嫌ならやめちまえ!

有能な志願者は他にもっと居ただろうに・・・

メンバーの人選は国際自然保護連合から正木博士に一任されている・・・らしいのだが、なんで正木博士は特殊技能に優れているわけでもないこの二人(特にガラ)をボーンフリー隊に加えたのか?甚だ疑問

思うに、ゴンはボーンフリー号の製造メーカー、ガラはどこぞの省庁からの出向なのではなかろうか?

特にガラの態度にはそうとしか思えないフシがある

もっとも正木博士自身が息子のマサオ(孫という話もあるが)をちゃっかりメンバーに加えてしまっておる辺り・・・博士本人の人格に問題があるのかもしれん

その人選どうなのよ?とツッコミたくなる五人と一匹が、万能探検車ボーンフリー号を操り、世界各地に現れた恐竜たちの捕獲保護に奔走する姿を描いた物語、それが『恐竜探検隊ボーンフリー』なのだ

ストーリーを聴いて、「ちょっと地味じゃね?一体どこが日本特撮テレビシリーズ史上最も個性的で珍妙な作品なのよ」と思ったキミ

この作品の個性的で珍妙な点はストーリーではないのだな

画像を見ていただければお解かりと思うが、
この作品 背景やメカはミニチュア(実写)・・・なのに、人物部分はセルアニメという・・・実に珍妙キメラ的な画づくりがされておるのだ
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巨大ロボアニメに、お家芸の巨大ヒーロー特撮を駆逐された円谷プロの

メカの描写だったらアニメなんかにゃ負けねえ・・・との意地があったのか

劇中に登場するボーンフリー号は、ヒルマ汚しもバッチリのリアルなカッコ良さで、当時のアニメ技術では確かに表現不可能
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このボーンフリー号のカッコ良さに惹かれて、プラモ買った・・・という当時の記憶も鮮やかに蘇った

確かメーカーはトミー

劇中同様に一号と二号が磁石で分離合体可能!さらに小さな探索メカ三機を格納出来た
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そしてボディはプラ製じゃなくて、半完成品の何か特殊な軽合金みたいなモノで作られていたような記憶が・・・

ボーンフリー号以外にも、探索メカ三機がそれぞれキット化されており、アンテナや外輪を回転させながらゼンマイ走行した

当時としては、そこそこ色分けされていたので塗装しなくても素組みで結構見栄えがしたような記憶がある
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とにかくボーンフリーに登場するメカはキット化されなかったサポートメカも含め、どれもシンプル且つリアルなデザインでカッコイイ~
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ZATメカ的アレンジを加えてリアル感が台無しになったアイゼンボーグやコセイドンのメカ群とは大違い!

誰が付けたか?円谷恐竜特撮三部作・・・ファンとしてはボーンフリーだけは別格にして欲しいわ~
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この作品の特徴である実写背景にセルアニメのキャラという画づくり

3DCGと手描きの2Dアニメの融合が当たり前となっておる昨今のアニメに見慣れておる方々には、特に目新しくも映らんかも知れんが、

現在から38年前、この映像はチビッコの眼には 強烈なインパクトであった

後年、俺が自主制作したアニメ「シルバースター」において、そのスタイルをまんまパクったほどである
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さらに俺がこの作品を特別に気に入っておった理由は、登場する恐竜がモデルアニメで作られていた・・・という点

モデルアニメ・・・というのは、
関節を仕組んだ人形に動作を付けて一コマ一コマ撮影して行く・・・3DCGが普及した現在では既に絶滅してしまった特撮技術のひとつ

俺はあのカクカクしたぎこちない独特の動きと、巨大さを全く感じない人形感丸出しのモデルアニメのクリーチャー達が大好きなのである

しかし、悲しいかな日本では怪獣や恐竜は、ほとんど着ぐるみ・・・

ところが、ボーンフリーでは毎回登場する恐竜たちが、日本ではめったにお目にかかれないモデルアニメで表現されておったのだ
(あのトホホな迷作 魔人ハンター・ミツルギ以来?)

これだけでも観る価値大いに有り
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ただ、モデルアニメは製作に膨大な手間と時間がかかる

なので、恐竜の動きにはモデルアニメだけでなく、首や脚だけアップ用に造られた 手を突っ込んで操作する手踊り人形・ギニョールも使われていた

当時、モデルアニメシーンが少なく、ギニョールが多用されている回を観ると、ストーリーに関係なく、ガッカリしたものである
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さて、約38年ぶりに再見したボーンフリーでは、その辺りはどうだったと言うと・・・

第1話からギニョール多用、恐竜(ブロントサウルス)のモデルアニメシーンが極端に少ない・・・

まさか・・・第一話からこんな感じゃ、この先、ほとんどギニョールなんじゃ・・・と不安がよぎったものの
第二話からモデルアニメシーンがグッと多くなったので一安心・・・

DVD第1巻に収録されておるのは第五話まで
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第一話から第三話まではパイロット版的連続エピソード
ボーンフリー号の各種ギミックを紹介しつつ、地滑りや吸血植物、さらにアロサウルスの乱入に巻き込まれながらも、目的のブロントサウルス親子の捕獲までの過程を丁寧に描写しておる
ストーリー展開はやや地味め
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そして第四話から、狩猟マニアの敵役・キングバトラーが登場
ストーリーは急速にヤッターマン化してくる
ドクロストーンならぬ恐竜を巡ってボーンフリー隊としのぎを削る展開に・・・
そんな第四話・第五話の感想は、また次回
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誰得なのよ?そのシステム トッキュウジャーの第1話を観て・・・の巻

仲間の犠牲を次々に乗り越えて、遂に対峙したラスボスの口からもたらされた さらなる強大な敵の存在・・・
そして、崩壊する敵要塞にただ一人取り残された主人公・・・
地上で彼の無事を祈る仲間たち・・・
そして主人公の生還・・・
まるでザンボット3のラストバトルようだったキョウリュウジャーの終盤の怒涛の展開

最終回には、再出演は無いと半ば諦めておったドクターこと千葉繁氏も、遂に再登場
今まで大親友のトリンが絶体絶命のピンチに陥った時も、ガン無視を決め込み、全く応援に駆けつけてくれなかったのは きっとギックリ腰の治療に最終回ギリギリまでかかったからなのであろう
決して大人の事情・・・とかでないと信じたい

それにしてもラスボスのデーボス様のビジュアルの小者感は半端なかった・・・
最終進化を遂げて、その程度?

1話使い捨ての怪人と大差ねえじゃん・・・とツッ込まざる得ないほどのオーラの無さ・・・

まぁ・・・それも、実はさらに上司が居た・・・という説明で納得するとしよう

とにかく、笑い有り、熱い話有り・・・で、一年間最後まで充分楽しませてくれたキョウリュウジャーであった

そして、今週から新しい戦隊・トッキュウジャーが始まった

俺は情報誌とか読まないので、いつもどんな内容なのか第1話を観るまで全く知らないのだが、時々見かけるCMで、今回の戦隊は電車がモチーフ、そして司令が関根勤・・・という事くらいはわかっておった

CMの雰囲気やキャスティングからいって今回の戦隊はあの伝説のカーレンジャーに匹敵するギャグ戦隊になるのかしら?と密かに期待しておったわけなのである

・・・のだが・・・

第1話の感想を率直に言わせてもらえば・・・かなりガッカリな感じだった
特にある一つの事柄については非常に不快な感じさえした・・・と言わざるえない

トッキュウジャーのデザインがダサいとか・・・街中になんであんな列車が走ってんだ?誰が線路引いたんだ?等の些末な指摘をしようとしておるワケでない

そういう事じゃなく、トッキュウジャーが敵戦闘員(←意味無くカッコイイデザイン)と闘っている最中に
突如として始めた赤が青に・・・青が黄に・・・という乗り換え変身(そんな呼称だったような)という悪ふざけの事を指摘しておるのだ

第1話を観ていない方に簡単に説明しておくと

トッキュウジャーは変身ブレスに各自の列車(の玩具)を入れる事により変身できるのだが、この各自が持つ列車(の玩具)を取り替える事により、レッドがブルーに変化したり、ブルーがイエローに変化したり出来、さらに各戦士の特殊能力もそのまま移譲される・・・という設定らしいのだ
つまりレッド役の人がブルーに変身したり、ブルー役の人がイエローに変身したり自由に出来るという事だ
さらにややこしいのが、変身した後でも各自の列車を取り替える事により、瞬時にレッドからブルーへ、ブルーからイエローへ・・・等々変化出来るという・・・

アクマイザー3や超人ビビューンのようにそれぞれの戦士の外見に大きな差異があるのなら、チビッコ達にもビジュアル的に解り易いし、メーカー側にも首を挿げ替えて遊べるフュギアを発売する等の商品展開も考えられるだろう

しかし、トッキュウジャーは従来の戦隊戦士と同じで体色以外は フォルムに ほとんど差異は無いデザイン

レッドがブルーにチェンジした!と主張しても、単に声を当ててる人が変わった・・・くらいにしか見えない01

しかも、レッドがソレを始めたら、俺も私も・・・と一斉に他のメンバーもその悪ふざけをはじめ、敵味方入り乱れる中、誰が誰なのか?観ている方は混乱するばかり・・・全く視聴者の事を考えていない戦隊にあるまじき身勝手な行動だ

このシーンを観て、なんだか、個人々は正義正しく大人しいのに、集団になるとチンピラのように無秩序に振舞う最近の若者たちを連想させて、非常に不快な気分になった

一体・・・誰得なんだ?このシステム・・・

調べてみたら、恐ろしい事に この乗り換え変身がこの戦隊のウリの一つらしいのだ

こんな無秩序な悪ふざけバトルを1年間も続けるの・・・?

そもそも戦隊は、初代のゴレンジャーの時代から、個性ある面々が集い、その各々の能力を生かし、補う事により、チームの仲間を救ったり、敵を打ち倒すのが最大の魅力だったのではあるまいか?

その各々の個性と能力たかが変身アイテムの列車(の玩具)を入れ替える事で自由に他人に移譲出来る・・・というなら、極端な話、列車(の玩具)さえあれば変身元の人間は居なくてもイイという事になりはしないか?

「先週レッドが戦死したから、今日から俺がレッドに変身するゾ!」とブルーが言い出しても列車(の玩具)さえあればレッドの能力もそのまま移譲されるので、戦力的には何の支障も無い・・・という理屈になる

この乗り換え変身システム・・・ゴウカイジャーのレンジャーキーで別の戦隊ヒーローになれる・・・と一見、同様とも捉えることも出来ようが、実際にはそんなお祭り気分の呑気なモノとは理念的に全く違うものだ
獣電地並に新しい列車(の玩具)を続々発売・・・と玩具メーカーは考えているのかもしれないが、現在の所 単に視聴者に混乱を招くだけで、ビジュアル的に全くメリットが得られていない

それどころか、戦隊の最大の特徴であった人間の各々の個性と能力の尊重という概念そのものをないがしろにした
アンタ辞めてくれていいよ。他の誰かでも簡単に替えが利くから・・・と言わんばかりの昨今の
経営者サイドの労働者使い捨ての論理のような まことに不愉快なシステムという印象しか受けないのであるが・・・

それとも何か?

トッキュウジャーは5人のヒーローに見えるが、実は5重人格を持つたった一人の人間であり、事故か何かで現在脳死状態で病院のベットに横たわっておる状態で、生死の曖昧なまんま、わずかに残ったかすかな意識を頼りにイマジネ~~ションの力でトッキュウジャーへ転生した・・・とかいうダニエル・キイス+フィリップ・K・ディックちっくな設定なのか?

・・・だとしたら、乗り換え変身システムについても充分納得がいくし、戦隊としては物凄いハードな設定だ・・・と驚愕に値するが・・・諸般の事情で、そんな設定を導入するはずは絶対に考えられない

この乗り換え変身システムにより、俺としては著しく印象が悪くなったトッキュウジャー第1話
・・・とりあえず5話くらいまでは続けてみてみるつもりだが・・・

1年後に、第1話の酷評は俺の杞憂だった・・・全編通して観たら、凄く面白かったよトッキュウジャー・・・と心から言える戦隊になってくれれば嬉しいのだけれど

最後に・・・トッキュウジャーのもう一つのウリでもある変身や武器を使う度に流れる構内アナウンス
最初は面白いな・・・と思ったけれど、番組後半・・・たった25分後にはもう既に相当ウザく感じてきてしまった・・・
チビッコに関連商品をねだられておるパパ、ママ、爺ちゃん&婆ちゃん・・・
購入後は恐らく凱武の変身ベルトなんぞ比べ物にならない騒音の元になると思うゾ
まったくもって・・・お気の毒さまです・・・ 

星雲仮面とロボコンの違いはどこに?・・・の巻

やぁやぁ・・・みんな 先週から東映特撮 YouTube Official星雲仮面マシンマンのYouTube配信が始まったぞ!それにしても許せないのはプロフェッサーKだ!こうなったら頼れるのはマシンマンしかいない!負けるな!マシンマン!来週もマシンマンを応援しよう!

・・・というワケで、先週から東映特撮 YouTube Officialで待望の星雲仮面マシンマンの配信が始まったぞい

今回は御存知、見始めるとやめられない止まらない時間無限消費サイト・東映特撮 YouTube Officialで配信中の星雲仮面マシンマンがんばれロボコンについてのお話だぞい

星雲仮面マシンについては随分前にこのブログでも書いたが、俺が高校生の頃、ヒーロー特撮といえば宇宙刑事と戦隊しか放映されていなかった時期、突如として始まった第3の東映特撮ヒーローモノ
それがこのマシンマンなのである06
一体どんな新たなヒーローが・・・とワクワクドキドキと初回を期待して観たのじゃが・・・

主人公アイビー星人の大学生ニックこと地球名・高瀬健で、卒論を書くために地球へやって来て、雑誌カメラマンのヒロイン・マキさんに一目惚れ そのままマキさんの気を引くために地球に居座りヒーローをやっておるというトンデモ設定

対する敵は子供アレルギーで子供をいじめるのが趣味という悪の天才科学者プロフェッサーK(天本英世)
手下下半身黒のスラックスに革靴で、2種類のマスクと片手の作り物が毎度違うだけの使いまわしの通称**男と呼称されるロボット怪人達・・・03

奴らがマキさんの弟を含む子供達をいじめ、マシンマンがそれを懲らしめる・・・という毎度なんとも呑気な御町内を舞台にしたストーリー・・・
マシンマンの闘う相手は使いまわしのロボット怪人の限らず、焼き芋屋のオヤジ泥棒悪徳夫婦孫悟空などなど
一体どんな敵どもだ!とツッコミのひとつも入れたくなる連中ばかり04

ちなみに原作の石森章太郎の息子も八百屋のカメちゃん(確かそんな名前)役で マキさんを巡って、マシンマンこと高瀬健の恋のライバルとして準レギュラーで出演してたハズ

・・・で、そんな星雲仮面マシンマン・・・あまりのチープさとトンデモなストーリーに、放映開始直後はボロクソに貶しておった俺さまであったが、回が進むうちに、その独特の世界観とオモシロさにすっかり虜になってしまったのであった

・・・もう一度改めて観てみたい・・・と常々思っておったのだが、TV再放送は一向にされずDVDBOXもお気軽に買える価格じゃない
いつか東映特撮 YouTube Officialで配信されないものか?・・・と期待しておっただけに、コレは実に嬉しい出来事
有難う!東映さま

そんなこんなでドキワクで観始めた第1話・・・

感想は・・・

率直に言って、俺が記憶してたモノよりずっとちゃんと作ってあった・・・
もっと全体にヤッツケ感が漂う作風だったと記憶しておったが、トンデモない
予想外にちゃんとヒーロー番組してる・・・

♪誰がつけ~たか 俺の名は~星雲仮面 マシンマ~ン

第1話のラストで変身した高瀬健を見たマキさんが「凄いマシンに乗ってたからアレはマシンマンだわ!」と言ったので劇中では以降マシンマンと呼ばれることになった・・・描写があるので、♪誰がつけ~たか ・・・ってマキさんだろ!って放映当時 俺の周囲で物議を醸し出しておった・・・かの有名なエンディングも 改めて聴くとこんなにカッコ良かったっけ?っていうくらいカッコイイ
音楽は大野雄二氏なので、劇中の音楽もルパン3世か?スペースコブラか?っていうくらい従来の東映特撮と違うオシャレで大人な仕上がり

そんなマシンマン現在観て、改めて驚かされたのが、劇中に登場する小学生のチビッコ達の垢抜けさ加減

2013年12月現在、東映特撮 YouTube Officialではすきすき魔女先生(71年) がんばれロボコン(74年)と、やはり小学生のチビッコ達が多く登場する御町内を舞台にした2作品が配信されておるのだが
ここに登場するチビッコ達とマシンマンに登場するチビッコ達は雰囲気があきらかに違うのだ

マシンマン84年放映なので、ロボコン放映からちょうど10年後

10年でこうも変わるものなのか?と改めて驚かされる劇的な変化なのである
84年というと、日本はバブル景気に向かって爆進中の真っ只中
74年のロボコンの時代に比べると、御町内の雰囲気も全体的に華やかだ
そもそも走っておる自動車やバイクのデザインからして全然違う

ロボコンの背景に写っている御町内の風景はサザエさんのソレだけれど

マシンマンの背景に写っている御町内の風景はクレヨンしんちゃんのソレ・・・みたいな

同じ戦後の昭和という時代でありながら、こうも空気感が変わるモノなのか

そういえば俺が小学校低学年だったロボコンの時代にはペットボトルもレジ袋も無かったような・・・

ママ達は買い物カゴをさげて晩飯の食材を最寄の商店街に買いに行くのが当たり前

コーラの1リットルは軽くて上部なペットボトルではなく、分厚いガラス瓶で作られておって
内容物+瓶の質量で相当な重さだったと記憶してる

スーパーマーケットはあったけど、24時間営業のコンビニは無かった・・・

最後は、そんな70年代の子供時代にリアルタイムで観てた がんばれロボコンについての感想を一言
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ガキの頃は大好きだったんだけど・・・

改めて観ると、とにかくロボコンの無能っぷりに終始イライラさせられっぱなし

本当に怒鳴りつけたくなるドジの連続に、いつの間にかロボコンに味方するチビッコの目線から、すっかりパパさんやママさんらの大人目線で観てる自分に気が付いた次第・・・

当時あんなに大好きだったロボコン・・・なのに・・・今は
がんばれ!と応援するどころか
そこへ正座しろ!と説教したい気分に・・・ウララ~
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