懐かしいアニメ

38年ぶりにボーンフリーを観たぞい!キングバトラー登場篇の巻

前回に引き続き、今回は38年ぶりに観た
恐竜探検隊 ボーンフリー』DVD第1巻に収録されておる第4話第5話の感想を書いてみるぞい

ところで、今回のDVD視聴で38年ぶりに気が付いたのだが、
ボーンフリーのオープニング


♪麻酔銃だ~・・・ジェット砲弾~・・・行け~!行け~!行けぇえ~

・・・と幼少から思っておったのだが、
正確には

♪麻酔銃だ~・・・ネット砲だ~

・・・だったのね

ちぇッ!ジェット砲弾じゃなかったのか
ジェット砲弾の方がカッコイイと思うんだけどな~

いや、ジェット砲弾て、何だかわからんけどさ
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さて、第4話に登場するは、恐竜界のスーパースター・ティラノサウルス

画面を観て、

アレ~?こんなのティラノサウルスじゃな~い!

・・・って平成キッズ達は思うかもしれんが、
現在スタンダードとなった前傾姿勢で尻尾の上がっているティラノサウルスは、1993年公開の映画ジュラシックパークからのもの
それ以前は、この画のように、直立して尻尾を引きずっているゴジラ姿勢のティラノサウルス像が一般的だったのだな

38年を経ての、こういった恐竜たちのスタイルの変化も、実に興味深い
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そしてこの話から、ボーンフリーの宿敵・キングバトラー (声・滝口順平) が早くも登場するぞ
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このおっさん、大層な資産家で、趣味は狩猟
地上のほとんどの動物を狩り尽くしたので、今度は恐竜を・・・
というワケで、専用の装甲戦車まで造っちゃって
恐竜の首をめぐり、ボーンフリー隊と熾烈なデットヒートを繰り広げる
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第4話では、砂地獄に落ちてしまった所を、ボーンフリー号に助けられ、
リーダーのジョージに「恐竜は保護動物だからもう二度と狙わないように」
と確約をさせられたにも拘らず、
その数分後には、ティラノサウルスの首を狙って発砲する始末・・・
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・・・とにかく恐竜に対しての執着は尋常じゃない

全くヤル気無しのゴンとガラの出向組みとは大違い・・・

正木博士は、むしろキングバトラーをボーンフリー隊のメンバーに加えた方が仕事がはかどったのではなかろうか?

そのキングバトラー
度重なるボンフリー隊の警告に、ついにブチ切れ、恐竜のために用意した強力麻酔弾を、ボーンフリー号に向けて発射
ボーンフリー号はネット砲で応戦・・・
ネットと共に強力麻酔弾はバトラーの装甲戦車の傍に・・・
そして、爆発・・・
一味は自らの麻酔弾によって夢の中に・・・というトホホな結末

こうして、ボーンフリー隊はティラノサウルスを無事捕獲保護する事に成功したのだった
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続く第5話では、トリケラトプスが登場・・・

大人しいはずのトリケラトプスがなぜか凶暴に?
と思ったら、卵を抱えていたから・・・
アレ?この設定、ブロントサウルス親子と一緒じゃねえか?
他にも、夫婦恐竜とか・・・家族の情に訴えるような設定が結構多かったような印象がある
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巣である洞窟から頑なに出て来ないトリケラトプス・・・
ならば、卵を持ち出して引きずり出そう・・・と、
ジョージが卵をかかえてダッシュ
トリケラトプスに追われるジョージ・・・
アレ?卵ちっちゃくなった?
というか、トリケラトプス 大き過ぎ
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トリケラトプスに限らず、ボーンフリーに登場する恐竜全てがデカ過ぎる
怪獣サイズなのだ・・・これもアービー彗星の影響なのか?
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第5話においても、宿敵キングバトラーの恐竜の首欲しい欲しい病は相変らず・・・
今度はトリケラトプスの首が欲しいのよ・・・とボーンフリー隊の前に立ち塞がる

そして懲りずに今回も、初期手塚漫画に出てきそうな爆弾をボーンフリー号に投てき・・・

巧く行くかと思いきや、突然の地震に、爆弾が自分たちの方へ戻って来た!
そして・・・自爆

・・・このパターン、毎回やるのかしら?
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てなワケで、38年ぶりに観た『恐竜探検隊 ボーンフリー』は期待以上に面白かったぞい

企画段階では、キャラクターはマリオネットで・・・という案だったらしいけど、やっぱりアニメにして正解だったと思う

無表情で演技が限られるマリオネットで作られておったら、恐ろしく退屈な作品になってしまって、それほど印象には残っていなかっただろう

是非とも、全話観たいけど、一本¥3800(税抜き)は、ちと高過ぎるな~
¥1980くらいのお手頃価格にならんものかの~

38年ぶりにボーンフリーを観たぞい!ブロントサウルス親子篇の巻

ガキの頃から大好きで、観たくて仕方がなかったにもかかわらず、既に廃盤、高額なプレ値ゆえに、永らく手が出なかった『恐竜探検隊ボーンフリー』のDVDが、お手頃価格で再発売されたというので、第1巻を早速買ってみた
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作品がマイナーな為に、平成生まれのキッズどころか昭和世代の大きなチビッコ達の中にも『恐竜探検隊ボーンフリー』って何ぞや?と思っておる御方がおるだろうから、ちょいと説明すると・・・

『恐竜探検隊ボーンフリー』は、1976年(昭和51年)テレビ朝日系列で半年間放映された特撮番組
製作はウルトラマンシリーズで有名な円谷プロダクション

もっとも、当時は第2期ウルトラの最期作ウルトラマンレオも終了し、
70年代初頭に吹き荒れた円谷が最も得意とする特撮巨大ヒーロー番組ブーム
同系統の作品の粗製濫造、供給過多が祟って、共倒れとなり完全終了
子供番組の王道は、マジンガーに始まった巨大ロボアニメに取って代わられていて
日本特撮の名門・円谷プロもかつての勢いゼロの時代

しかし、皮肉な事に、一時隆盛を極めたこの巨大ロボアニメも同系統の作品の乱作乱造マンネリ化によりチビッコ達に既に飽きられつつあった

次は何がヒットするかわからない・・・

そんな暗中模索・・試行錯誤の時代に作られた
『恐竜探検隊ボーンフリー』日本特撮テレビシリーズ史上最も個性的で珍妙な作品となる

そのストーリーは

1996年 謎の大彗星アービーの接近により、地球の地殻に変動が起き
各地で忽然と中生代の森が隆起し、絶滅したと思われていた恐竜も一緒に出現する現象が続出

なんで大彗星が接近したら、地下から森と恐竜が出てくるのか?
地下に恐竜が生き残っていた・・・という事なのか?
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ガキの頃から、無理有り過ぎるだろ!と思っておったが、改めて観ても、やっぱり無理有り過ぎな設定

接近した大彗星アービーの特殊な磁場により、地球表面の時空断層に亀裂が走り、地球各所にワームホールが発生!
中生代と現代が地域限定的に入れ替わってしまい、各所で中生代の森と恐竜がランダムに出現するようになってしまった


・・・とかいうタイムスリップを交えた設定にした方が、ワケわからないなりに説得力あったような気もする

ともかく、地球の各所に忽然と出現した恐竜たちを放って置くワケにもいかないので、国際自然保護連合は、
恐竜たちの捕獲保護を目的とした専門の組織を設立
する事にした

その組織こそ恐竜探検隊ボーンフリーなのある

ちなみに捕獲保護した恐竜たちはサーロン島とかいう孤島に集める事になっておる

ボーンフリーの最高責任者は日本の科学者 正木博士
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メンバーは

寝癖ヘアーが特徴のリーダー ジョージ
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恐竜に詳しい少年(正木博士の息子?孫?) マサオ とマサオの愛犬 ドン
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幸薄げな植物学者の紅一点 レイコ  操手 ゴン  通信士 ガラ 
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・・・の五人と一匹

中でもゴンとガラ両隊員のヤル気の無さは半端無い
「恐竜キモっ!」「なんでこんなヤツ助けなきゃならねえだよ」等々
終始ボヤキっぱなし・・・そんなに嫌ならやめちまえ!

有能な志願者は他にもっと居ただろうに・・・

メンバーの人選は国際自然保護連合から正木博士に一任されている・・・らしいのだが、なんで正木博士は特殊技能に優れているわけでもないこの二人(特にガラ)をボーンフリー隊に加えたのか?甚だ疑問

思うに、ゴンはボーンフリー号の製造メーカー、ガラはどこぞの省庁からの出向なのではなかろうか?

特にガラの態度にはそうとしか思えないフシがある

もっとも正木博士自身が息子のマサオ(孫という話もあるが)をちゃっかりメンバーに加えてしまっておる辺り・・・博士本人の人格に問題があるのかもしれん

その人選どうなのよ?とツッコミたくなる五人と一匹が、万能探検車ボーンフリー号を操り、世界各地に現れた恐竜たちの捕獲保護に奔走する姿を描いた物語、それが『恐竜探検隊ボーンフリー』なのだ

ストーリーを聴いて、「ちょっと地味じゃね?一体どこが日本特撮テレビシリーズ史上最も個性的で珍妙な作品なのよ」と思ったキミ

この作品の個性的で珍妙な点はストーリーではないのだな

画像を見ていただければお解かりと思うが、
この作品 背景やメカはミニチュア(実写)・・・なのに、人物部分はセルアニメという・・・実に珍妙キメラ的な画づくりがされておるのだ
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巨大ロボアニメに、お家芸の巨大ヒーロー特撮を駆逐された円谷プロの

メカの描写だったらアニメなんかにゃ負けねえ・・・との意地があったのか

劇中に登場するボーンフリー号は、ヒルマ汚しもバッチリのリアルなカッコ良さで、当時のアニメ技術では確かに表現不可能
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このボーンフリー号のカッコ良さに惹かれて、プラモ買った・・・という当時の記憶も鮮やかに蘇った

確かメーカーはトミー

劇中同様に一号と二号が磁石で分離合体可能!さらに小さな探索メカ三機を格納出来た
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そしてボディはプラ製じゃなくて、半完成品の何か特殊な軽合金みたいなモノで作られていたような記憶が・・・

ボーンフリー号以外にも、探索メカ三機がそれぞれキット化されており、アンテナや外輪を回転させながらゼンマイ走行した

当時としては、そこそこ色分けされていたので塗装しなくても素組みで結構見栄えがしたような記憶がある
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とにかくボーンフリーに登場するメカはキット化されなかったサポートメカも含め、どれもシンプル且つリアルなデザインでカッコイイ~
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ZATメカ的アレンジを加えてリアル感が台無しになったアイゼンボーグやコセイドンのメカ群とは大違い!

誰が付けたか?円谷恐竜特撮三部作・・・ファンとしてはボーンフリーだけは別格にして欲しいわ~
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この作品の特徴である実写背景にセルアニメのキャラという画づくり

3DCGと手描きの2Dアニメの融合が当たり前となっておる昨今のアニメに見慣れておる方々には、特に目新しくも映らんかも知れんが、

現在から38年前、この映像はチビッコの眼には 強烈なインパクトであった

後年、俺が自主制作したアニメ「シルバースター」において、そのスタイルをまんまパクったほどである
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さらに俺がこの作品を特別に気に入っておった理由は、登場する恐竜がモデルアニメで作られていた・・・という点

モデルアニメ・・・というのは、
関節を仕組んだ人形に動作を付けて一コマ一コマ撮影して行く・・・3DCGが普及した現在では既に絶滅してしまった特撮技術のひとつ

俺はあのカクカクしたぎこちない独特の動きと、巨大さを全く感じない人形感丸出しのモデルアニメのクリーチャー達が大好きなのである

しかし、悲しいかな日本では怪獣や恐竜は、ほとんど着ぐるみ・・・

ところが、ボーンフリーでは毎回登場する恐竜たちが、日本ではめったにお目にかかれないモデルアニメで表現されておったのだ
(あのトホホな迷作 魔人ハンター・ミツルギ以来?)

これだけでも観る価値大いに有り
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ただ、モデルアニメは製作に膨大な手間と時間がかかる

なので、恐竜の動きにはモデルアニメだけでなく、首や脚だけアップ用に造られた 手を突っ込んで操作する手踊り人形・ギニョールも使われていた

当時、モデルアニメシーンが少なく、ギニョールが多用されている回を観ると、ストーリーに関係なく、ガッカリしたものである
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さて、約38年ぶりに再見したボーンフリーでは、その辺りはどうだったと言うと・・・

第1話からギニョール多用、恐竜(ブロントサウルス)のモデルアニメシーンが極端に少ない・・・

まさか・・・第一話からこんな感じゃ、この先、ほとんどギニョールなんじゃ・・・と不安がよぎったものの
第二話からモデルアニメシーンがグッと多くなったので一安心・・・

DVD第1巻に収録されておるのは第五話まで
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第一話から第三話まではパイロット版的連続エピソード
ボーンフリー号の各種ギミックを紹介しつつ、地滑りや吸血植物、さらにアロサウルスの乱入に巻き込まれながらも、目的のブロントサウルス親子の捕獲までの過程を丁寧に描写しておる
ストーリー展開はやや地味め
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そして第四話から、狩猟マニアの敵役・キングバトラーが登場
ストーリーは急速にヤッターマン化してくる
ドクロストーンならぬ恐竜を巡ってボーンフリー隊としのぎを削る展開に・・・
そんな第四話・第五話の感想は、また次回
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ラブ!ラブ!ミンキーモモ

01今回は昭和57年(1982年度版)の魔法のプリンセス ミンキーモモについて書く。

なんでいきなりミンキーモモなのか?というと、去年から東京MX(東京ローカル局)の土曜早朝から再放送がやっていたのだが、先週の放映回があの伝説の最終回だったからだ(カジラ編は無かった事にして

最近のアニメ・特撮の毎度毎度の「世界中のみんな!オラに僕に私に元気を分けてくれ!」の究極技でラスボスを倒す・・・マンネリ展開の最終回にホトホト辟易していた自分にとって、久々に観たモモの最終回には改めて感銘を受けたので、80年代当時の思い出も絡めてミンキーモモについて書きたくなった・・・という次第

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80年代当時、宇宙戦艦ヤマトで始まったアニメブームガンダムの爆発的ヒットを経て多様化サブカルチャーとして定着しつつあった
俺を含め多くの若者アニメブームには、これまでの一過性のスーパーカーブームやエリマキトカゲブームとは異なる何かがある!と感じ始めていた
まさか30年後、国を代表する文化産業になろうとは・・・その当時は誰も想像していなかったが・・・
そんな時代の空気の中放映開始されたのが魔法のプリンセス ミンキーモモである

ミンキーモモはとにかく今まで放映されていたサリーちゃんアッコちゃんに代表される魔法少女アニメ(当時は魔女っ子アニメとは呼ばれていなかった)のどれとも違っていた

それまでの魔法少女アニメは、主な視聴者層であろう小学生女子の生活圏内である学校や御町内が主な舞台だったのだが、モモ学校に通っている様子も無くグルメポッポという魔法自動車を(12歳なのに!)運転し、旅券無しで世界中の国々に不法入国し放題、さらに世界を揺るがすような様々な事件を次々にお気楽に解決してしまう
この明るくてナンデモ有りなお気楽な世界観は、脚本家の首藤剛志氏が構成・原案として参加してた事が大きく影響していると思う。
(首藤氏が参加してた前作の戦国魔神ゴーショーグンも本筋よりも会話劇の方が楽しかった
特に英語と日本語のチャンポンな(今聴くとルー大柴と大差無いw)セリフを駆使し、常にポジティブシンキングなモモ芦田豊雄氏のキャラデザと小山茉美女史の声が相まって、とてつもなく可愛かった
とにかくオープニングでのモモの可愛らしさは、30年隔てた現在でも全く色褪せた感じがしない

・・・が、80年代銀河旋風ブライガーに代表されるオープニングと合体変形&変身のバンクシーンのみ有名アニメーターが担当し、本篇はガッカリな作画・・・というような何処ぞのおせち料理のような詐欺まがい残念なアニメが沢山作られていた哀しい時代だったのも事実

ミンキーモモその例外では無かったのだな

そもそもアニメーターの数が圧倒的に足りなかった当時、現在のように毎回作画レベルがある程度一定・・・なんてのは夢のまた夢!
予告編観て「次回は当り!」「今回はハズレ!」とか推測してた時代だったのだ
なので、せっかくストーリーは良いのに作画がガッカリで面白さも半減・・・なんてアニメも多々あった

幸いモモは、ブライガーのようにとうとう最後まで本編はガッカリな作画のままで終了・・・などということは無く、OPの作画スタッフが本編の作画を何本か担当していた
その中の1本で俺が特にお気に入りなのが「間違いだらけの大作戦」というエピソード。
マヌケな手違いにより発進してしまった核爆弾搭載の爆撃機。それに乗り込んだモモの活躍によって核戦争が阻止される・・・というキューブリック監督の「博士の異常な愛情」のパロディ的なキャラも登場するアクション巨編なお話である
現在観てもテンポがあって充分面白い

02このお話、当時もモモを代表する人気エピソードとされて、放映されてから2年後くらいにバンダイエモーションから1話だけのシングルカットVHSビデオソフトとして発売された。

当時の発売価格¥3980

今思うと25分程度しか収録されていないのに高ッ!って思ってしまうけれど、現在¥100均一ショップで売られているような120分のVHSテープ1本がなんと¥2000近くしていた時代の話である・・・
ちょうどビデオソフトというものが出始めた頃で、アニメや特撮続々とタイトルが発売され始めていたのだが、60~120分程度の収録時間で1本壱萬円以上と超高価であり、学生には到底手の届かない高値の華であったのだ・・・

03そこでバンダイエモーションが考えたのが1話だけシングルカットしてお試し版として低価格で売りだして販売促進の呼び水にしよう・・・というセールス方法
その中のラインナップの1本としてモモ「間違いだらけの大作戦」も選ばれたのだ
他に怪奇大作戦「京都買います」快獣ブースカ(何のお話かは忘れた)もシングルカット版が出てた・・・と記憶している。

買った当初からお気に入りのこの「間違いだらけの大作戦」
何度も観直していたわけだが、数年前久しぶりに再生しようとしたら、すっかり寿命が来てしまっていた

つまり今回の東京MXでのモモの再放送観始めたそもそものきっかけは、この「間違いだらけの大作戦」を新たに録画し保存する為だったのだ
・・・が、シリーズ中のどの辺りで放映されたのか全く覚えていなかったので、やむ得ず一本一本留守録しチェックしていたら、結局シリーズ後半ほとんどのエピソードを観る結果となってしまった(実は最終回から6話くらい前の話だったのだな)

その後、4話くらいを経て、件の最終回となるワケなのだが、改めて観直してみると、本放映当時唐突と思われた最終回の展開が、実は「間違いだらけの大作戦」の次の回から巧妙に伏線が張られていた事に気付いた・・・
ううむ・・・なるほどねえ・・・と唸らせる成るべくして成った展開だったのだな

学生時代・・・「大人になったら何になる?」「子供に生まれ変わる!」という会話の妙な夢を見たと騒いでいた友人のNK君、そんな話をした直後にモモの第1話が放映されて、OPの歌詞を聴いて友人一同ひっくり返った当時の事を懐かしく思い出した・・・結局NK君の夢の予言の通り、最終回でモモは子供に生まれ変わってしまったワケだが・・・

あれから30年・・・首藤剛志氏芦田豊雄氏も今は亡く子供に生まれ変わったモモすっかり大人になっているハズだが、夢の国フェナリナーサは今も地球には帰って来ていない・・・

追伸:最終回のラスト、キャラ総出演で「ラブラブミンキーモモ」を歌うシーンは無くてもよかったのじゃねえのか?と思いました
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『宇宙家族ロビンソン・コンパクトDVDBOX』を買ってみたぞい!

先日、アマゾンで『宇宙家族ロビンソン・コンパクトBOX』というDVDBOXを見つけた。
シーズン毎に全3巻から成り、各巻DVD8枚組、1話52分のエピソードが大体29話程度収録されていて、なんと¥3357

あまりのお買い得価格に最初、桁を一つ間違えたのかと思ったぞい
『東映まんが祭りDVD』なんて1枚だけで¥3500くらいしたのになぁ

ところで『宇宙家族ロビンソン』って何?という平成生まれのキッズ達の為に簡単に説明しておくと、コレは1965年米国で製作されたSFテレビシリーズの事なのだ

宇宙移民の為にアルファセントリーという星へ出発したロビンソン一家の宇宙船ジュピターⅡ号が、事故で航路を外れ、宇宙を彷徨い、とある惑星に不時着してしまう。
そんなロビンソン一家に次々と襲いかかる怪物・宇宙人・怪現象!
果たして一家の運命は・・・
てな感じのお話。

あさりよしとお氏の漫画『宇宙家族カールビンソン』の元ネタになった作品でもあり、今から10年以上前(1998年)に『ロストインスペース』という原題そのままのタイトルで映画としてリメイクされたので、そちらを御存知の方も多いかも・・・

この『宇宙家族ロビンソン』66年には早くも日本でも放映されてたらしいのだけれど、さすがの俺も(年齢的に)リアルタイムでは観る事は不可能だった
なので、俺が実際に『宇宙家族ロビンソン』を観たのは、もっともっとずっと後、日本がバブルに踊ってた頃
確かテレビの深夜枠でひっそり再放映されてたんだよね
しかも第2シーズンから・・・
第1シーズンモノクロなので、カラー化された第2シーズンから・・・って事なんだろうけれど、余りにも唐突に始まって、唐突に終わった・・・って感じだった
機会があれば是非とも第1シーズン宇宙漂流して惑星に不時着するまでの件を観てみたい・・・と思っていたので、この度ロープライス版の『宇宙家族ロビンソン・コンパクトBOX』第1シーズンを買ってみた次第

01ところが、届いたDVDBOXを観てビックリ!

なんとも小さい・・・

通常のDVDケースと比較してみるとわかると思うが、縦がディスクぶんの大きさしかない
しかも箱の厚みが、コレにディスク8枚も収納してるのか?と疑うほどの薄さ

さらに中のディスクを出してみて2度ビックリ!

02記録面を表にした薄型ケースがザラリ・・・と4枚出てきた!

え~っ!8枚組みのはずなのに4枚しか入ってないじゃん!

・・・と一瞬慌てたが、薄型ケースを表にしても裏にしてもどちらも銀の記録面しか無い!
アレ?コレはひょっとして・・・
爪を引っ掛けて薄型ケースを割って開いてみると、レーベル面を内側にしてDVDが2枚収録されているではないか
03ううむ・・・こうすればこんな薄いケースに2枚収納出来るのね・・・この収納方法ならウチにあるDVDソフトのスペースを四分の一くらいに減らせるんじゃないかしら?
通常のDVDソフトのケースの1・5倍程度の厚さで実に8枚のディスクを収納する・・・という凄まじい省スペース設計には、脱帽05

コンパクト・・・の謳い文句に偽り無し!

なかなかやるのう・・・『宇宙家族ロビンソン・コンパクトBOX』
けど、レーベル面を内側にして折り畳んであるから、どれに何枚目のディスクが収納されてるのか?いちいち開けて見なけりゃ全くわからんぞい
いや、そもそも記録面を光に曝す外側に向けておくのはマズイんじゃないか?04
*結局、収納されてるディスクの番号をケースにペンで書いておくことにしました
観た感想とかは、いずれまた(なんせ29話もあるので)

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『復刻!東映まんがまつり1976年春』8ミリ映画の巻

パンフ4回続けて来た『復刻!東映まんがまつり1976年春』の項、最終回です
最終回はDVDの初回特典として封入されていた当時の劇場パンフレット縮小版について書こうと思う。
当時リアルタイムで劇場に観に行った時、ボール紙製の帽子(後ろを輪ゴムで留めてある例のアレ)を入り口で貰った後、確かにこのパンフレットの実物劇場の売店で買ったと記憶している。
どちらも残念ながら35年の間に紛失してしまったが・・・


ところで、注目して頂きたいのはコチラ・・・
パンフの裏表紙にある広告パンフ裏01
みんなで楽しもう
  8ミリ映画

と銘打って富士フィルムの映写機(フジックス)と東映アニメ&特撮作品の8ミリフィルムが紹介されている。
ひょっとしたら8ミリフィルムって何?っていう平成生まれのキッズも居られるかもしれないので、ちょっと説明しておこう
8ミリフィルムってのはビデオデッキビデオカメラ等の磁気テープによる映像媒体が一般家庭に普及する以前、一般庶民が動画を撮影したり鑑賞する為に使用した光学フィルムを使用した媒体なのだな
要は劇場での映画上映方法の簡易縮小版で、フィルムを専用の映写機にかけて、真っ暗にした部屋の中の専用スクリーンや白いカーテン、壁などに映して楽しむのだ
ただし、撮影用のカメラ映写機フィルムべらぼうに高価で、フィルム自体の尺も1分~10分程度と極端に短い、これを一揃い持っているのはスネ夫みたいなお金持ちか或いは相当の映画オタクの変わり者くらいだった
俺が小学生の頃、町内に映画オタクのお金持ちのオッサンが居て、冬休みになると町内子供会主催の映画会と称し、町内会長宅の離れの6畳間にガキどもがぎゅう詰めにされて、8ミリ映画の上映会が行われていたっけ
けど、このオッサンの所有してるのが西部劇ばっかりで、ガキだった俺達にとっては退屈するばかり・・
しかも町内子供会の行事なので参加は強制・・・ホント時間の無駄だったなぁ・・・
ただし、上映中に映写機が故障停止すると、途端にフィルムが燃え出すんだよね
スクリーンに一時停止状態の映像がメラメラ~と燃え出す瞬間が映し出されるワケ
このハプニングに、映写機を操作してるオッサンはパニックガキどもはテンション上がりまくって大騒ぎ
ここだけはビデオやDVD・ブルーレイには無い生の臨場感でしたな~

それから10ほど年経って俺が高校生の頃になると、学園祭映画を撮るのが流行した
・・・というか、校内の半数近くのクラスの出し物自主制作映画だったのよウチの高校
学園祭というより映画祭だね。まるで
もちろん撮影には8ミリフィルムを使用
機材のほとんどは学園祭で使う・・・という名目でみんな街のカメラ屋から無償で借りてきてたんだよね(幾ばくかの使用料は払ってたのかな?)
俺なんかガキの頃から怪獣&特撮映画が大好きだったから是非とも撮りたかったんだけど、なぜか3年間とも映画制作に乗り気じゃないクラスに当っちゃって・・・マヌケな青春映画を作ってる連中を横目に、売店で天ぷらソバとか作ってた・・・嗚呼!今思い出しても悔しいなぁ
その頃ちょうど家庭用のビデオカメラが出始めの頃で、或るクラスがビデオカメラで青春映画を作ったのよ
その画像の鮮明さにはちょっと衝撃を受けたね
8ミリフィルムのボケボケな画像じゃなくてシャープなんだ。しかもフィルムの尺(8ミリは1巻で3分くらいしか撮れないので長編を作るときには巻を替えながら撮影する)を気にしなくていい、さらに現像するまでどんな風に撮れているかわからない8ミリと違って、撮影後すぐに再生して確認できる・・・現在じゃ当たり前の事だけど、当時はそれはそれは画期的なコトだったんだな
それから半年後くらいスネちゃま並にお金持ちの友人が家庭用のビデオカメラを買ったので、仲間内でビデオ映画を撮るのが流行するんだけど・・・すっかり本題から外れちゃったので、その話はいづれまた

パンフ裏02ところで東映まんがまつりのパンフレットの裏表紙にある8ミリフィルムのラインナップ
10分はともかく、3分くらいで「ゆかいつうかい」なコトが描けるんだろうか?と内容的に気になってくる
さらに10分版が1巻でなんと¥9800!
35年前の貨幣価値でたった10分の映像に¥9800ですよ!
今なら参万円から四万円に相当する額じゃないかしら?
「お父さんにおねがいしよう!」ってロボコンは言ってるけど、当時ウチの親父にお願いしたら、半殺しにされてたよ!
そして3分版の値段が¥3800・・・
「じぶんのおこづかいでもかえる!」とロボコンさんは言ってますけど・・・
正直、35年を隔てた現在でも、俺にとっては結構ツライ金額です
なので、みんな~『駄菓子解剖図鑑』『シルバースタープラス』是非買って~(切実)
来春には『駄菓子解剖図鑑③・不思議な玩具編』も刊行予定なので宜しくね~

復刻!東映まんがまつり 1976年春【DVD】復刻!東映まんがまつり 1976年春【DVD】
出演:なべおさみ
販売元:TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
(2011-11-21)
販売元:Amazon.co.jp


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