デスバテーター

30年ぶりにエアブラシ塗装してみるぞい! 其の四・マスキング&完成・・・の巻

これまで3回に渡り、レポートしてきた30年振りのエアブラシ塗装に挑戦シリーズも今回で最終回

マスキングスミイレして、主力戦艦のオマケキットのデスバテーター完成させるぞい

ところで、デスバテーターって、どんなカラーリングだったっけ?

設計図等に特に色指定はされていないし、箱の写真を見る限り、トンでもなく玩具っぽいカラーリング・・・

ううむ・・・こんな配色だったかしら?01


実際の映像に登場したデスバテーターの配色をWebでの画像検索で調べた所、機体真ん中が緑色になっているだけだと判明・・・

必要なのは緑色一色でいいのか・・・

正直、グラデーション塗りを施したデスバテーターでもモノクロバージョンといえばそのまま通用するようなちょっとした出来に仕上がったので、このままの状態で完成!として飾っておきたいところなのじゃが、
そもそもこのデスバテーターはブラシ塗装の練習用に用意した物色々試さなくて何の意味があろうか?

しかしね~ せっかく良さげな感じに仕上がったグラデーション部分は無駄にしたくない・・・

そこで思いついたのは、クリアー塗料を吹いてみる事

緑色部分には緑色のクリアを吹付ければ、下地が透けるのでグラデーション部分が無駄にならないんじゃないの・・・という理屈

ま~実際どんな感じに仕上がるかは、やってみなけりゃわからんがの・・・

・・・とその前に、必要部分以外に塗料がかからないようにマスキング作業をやっておかねばならない
今回はそれがテーマじゃったの

マスキング作業のために用意したのは、某量販店で購入したマスキングテープ¥88マスキングゾル¥150の2点
とにかく最安であげるのが犬計画流02


先ずは機体上面のマスキング
コレは単純な形状だし、スジ彫りがちょうど良いガイドの役割も果たしてくれておるので、マスキングテープを貼ってチョイチョイっと簡単にマスキング05


と、全てがこんな簡単に終わってくれれば苦労は無いのだが・・・

裏を返すと、上面に比べて、裏面の形状はなんとも複雑・・・

映像資料によると、裏面中央に突き出した蛇腹状の突起が緑色、しかし卵型の2基のエンジンは機体色の白のまま・・・らしいのだ
(実はカットによって何通りかの配色が存在する。昭和のアニメはその辺りの設定がかなりいい加減じゃった・・・

はてさて、こんな複雑な形状にマスキングテープを貼って行くのは容易なコトではないぞ・・・こんな時こそマスキングゾルの出番・・・なのかしら?

マスキングテープの方はアナログで画を描いていた時に何度か使った事はあるものの、マスキングゾルというのを使うのは今回が始めてである

成分は水溶性のゴム液で、マスキングしたい所に刷毛で塗り、乾くとゴム状になるので、塗装後に容易に剥がせるらしい・・・つまりは液体のマスキングテープみたいなものか・・・

実際は どんなもん?とキャップを開けてみたが・・・

キャップの下に攪拌用の棒が付いており、その先は刷毛になっておる接着剤の容器と同じ構造・・・というか瓶の形状もソックリ
つまり、同じ容器を使用してるのだ03


それにしても・・・ゾルは思った以上にドロドロしてて、扱い辛そう・・・というか、こんなんで細かい箇所とか塗れるのかしら?

早速試し塗りしてみたが・・・どうにも巧く塗れない
そもそもキャップ付属の刷毛の具合がなんだかおかしい・・・


見ると、刷毛の中心辺りに巨大なゴムのだまのようなモノがくっ付いてて、これが刷毛の妨げになっておるらしい
攪拌が足らなかったのかしら?

とりあえずマスキング作業一旦中止

この刷毛に巣食うゴム状の物体を排除する事が先決
手っ取り早くテッシュで拭おうとしたら・・・

攪拌棒と刷毛がキャップから いとも容易く、ボロリともげた

ええ~ッ!?今さっき開封したばかりなのにィ~ 
06


まさかの 付属刷毛脱落・・・という事態に
仕方なく塗装用の筆を使ってゾルを塗るコトに・・・
ヤレヤレ・・・確実にこの塗装用の筆はゾルに侵されて、使い物にならなくなるな~

とにかく筆の寿命を延ばすことが先決なので、ゾルを水道水で希釈

塗装用の筆で希釈したゾルを塗り始め、これでようやく巧くいくか

・・・・と思いきや、今度は先に塗ったゾルが、筆にまとわり付いてきて、どうにも思ったようにいかない

筆を動かすたびに湯葉みたいに生乾きのゾルがズズ~ッと筆にくっ付いてきてしまう・・・

どうしたものやら・・・全く・・・泣きたい気分である07


プラモの達人たちはどうしているのであろうか?
何か巧い裏技があるのでは?
・・・とマスキングゾルの使い方をWeb検索
幾つかのブログを拝見させてもらったが・・・

水で希釈したマスキングゾルを筆で塗る・・・的な事しか書かれておらん

ええ~っ!? それだけ?

俺がよっぽど不器用なだけってこと?

とにかく、筆でストレス無く塗れるくらいにゾルを水で希釈・・・
それでもすぐに筆が乾き始めて、湯葉乾きのゾルを引きずるようになるので、さらにゾルを希釈・・・そんなを繰り返すつつ、貴重な塗装用筆一本を生贄に、デスバテーターの裏面をやっとこさマスキング完了

マスキングゾルは乾くと水色に変化してくるはずなのだが・・・
30分くらい待ったが・・・特に見た目に変化無し・・・

ううむ・・・これは・・・ゾルを希釈し過ぎて、結果、水になってしまった・・・ということなのかしら?
あれだけ苦労したのに、全くの無駄だったという事か!

ひょっとしたら、視認出来ないくらい薄い皮膜が形成されておるかもしれないが、そんな希望的観測に賭けるほど楽観主義者じゃないので、蛇腹部分にマスキングテープを小さく切って、貼り付ける
最初からこうすりゃ良かった

しかし、エンジン部分の複雑曲面のマスキングはどうにもテープでは不可能・・・
この部分はゾルの薄い皮膜が形成されておる事を祈るしかない08


では、いよいよクリアグリーンを噴射

使用したのは水性ホビーカラーH‐94 クリアグリーン04


どんな感じになるかな?と期待半分不安半分であったが・・・

おお~!下地のグラデが透けて、なんかイイ感じになったじゃないの

この塗り重ね方は使える!
09


・・・で、このままクリアグリーンが乾くまで1日放置・・・

ワクワクしながら、マスキング材を取り除いてみたのだが・・・10


ううむ・・・

機体上面は、まぁまぁ、食玩程度の出来にはなった

・・・が、裏面は完全に失敗

蛇腹部分のテープでのマスキングは不完全・・・
希望的観測だったゾルでのマスキングはほとんど効果ナシ
そのくせ、関係ないところに流れ込んでゴム化したゾルの除去にはほとほと手を焼いた11


塗り足らない所やハミダシ部は、筆で修正したいところ

だが、先に塗った塗料がジワジワと溶け出してきてしまった

(目立たない箇所で実験済み)


臭いが少なくて器具が水洗い出来るところは長所だが、塗膜が極端に弱いので筆での重ね塗りは御法度!なのが水性ホビーカラーの欠点だな・・・

なので、もはや手の下しようがない
下地にラッカー系とか使ってあったらまた別の対処法もあったのだろうけれど・・・

仕上げはスジ彫り部分の幾つか目立つ箇所にガンダムマーカースミイレ筆ペン黒でスミイレ
通常のガンダムマーカーでは水性ホビーカラーで塗装した面に重ね塗りすることは不可能だが(多分同じ溶剤を使用してるので下地が溶け出す) ガンダムマーカースミイレ筆ペンは違う溶剤を使用しているらしいので水性ホビーカラーで塗装した面に重ね塗りが出来た12


それでは締めくくり

30年ぶりのエアブラシ&始めてのコンプレッサ使用によるプラモデル塗装 
結果的には失敗に終わったけれど、色々と勉強になる日々であった

そもそも失敗の原因は水性ホビーカラー同士の重ね塗りが出来ないという特性に起因するワケで、コンプレッサによるブラシ塗装は爽快そのもの

筆やスプレー缶では表現不可能な微細な塗装が可能になるので、物凄くプラモ製作の腕が上がったような良い気分にさせてくれる

それだけでもプチコンキュートを買った価値はあったというものであろう

俺的には、水性ホビーカラーの重ね塗りは 失敗した時に修正が効かないので、その辺りの巧い対処法を考え付くまで、なるべく重ね塗りしないような方向の仕上げを心がけようかな・・・って思っておる
下地にラッカー系塗料を使えるような換気環境が整えば、そんな杞憂も一挙消し飛んでしまうのだがね~

ところで、今回全く役に立たなかったマスキングゾル・・・
先ほど巧い使い方を思い付いた
デスバテーターのエッジを立てるためにゴリゴリと猛烈に使用した模型用ヤスリ
すっかり目詰まりを起してめっきりヤスれなくなってきた
はて、どうしたものか?と思っておったが、ヤスリ表面にマスキングゾルをべったり塗ってやり、しばし待ってゾルが乾いたところで、ベリベリとはがしてやれば
13
ほれこの通り!新品同様に綺麗になったぞい・・・

¥150丸損しなくて、本当に良かった

30年ぶりにエアブラシ塗装してみるぞい! 其の参・下塗り&グラデ塗装に挑戦・・・の巻

さて、前回は隔週ミステリーゾーンの話で中断してしまったが、今回から再びプチコンキュートによる30年ぶりのエアブラシ塗装の様子をレポート

第一次ガンプラブーム真っ只中に小遣い貯めて買ったエア缶式エアブラシ塗装で大失態を演じ、それ以来なんとなくプラモとも疎遠になってしまった俺さま犬計画であるが・・・

そんなトラウマを抱える悲劇を繰り返すのを避ける為、今回は複雑なガンプラは避け、最も塗装が簡単そうなヤマトプラモの主力戦艦のオマケの敵戦闘機デスバテーターを塗装することにしたのであった

さて、それでは今回のエアブラシ作業のために即席に用意した我が超極貧塗装ブースを紹介するとしよう01


先ず、塗装ターゲットであるデスバテーター

コイツにはクリップとアイスの棒と爪楊枝をガムテープでくっ付けて作ったのエアブラシ塗装専用台座が付いておる
見た目は恐ろしくショボいが、これでデスバテーターに直に触らずとも自由に向きを変える事が出来るという次第

次にターゲットの背後に設置された皆さんお馴染みアマゾンのダンボール箱
基本ダンボール箱に向けて噴射するので、こうしておけば余分な塗料は部屋に拡散せずにほとんどダンボール箱内部に封じ込められるのではないかという想定のもと設置してみた
(・・・が、実際には塗料ミストの拡散は予想以上に広範囲なもので、殆ど気休め程度の効果しか無いことが判明・・・)

床には新聞紙

そして、手前にはプチコンキュート、レギュレーター、30年物の骨董エアブラシエアブラシ塗装3点セットを配置

もちろん換気優先のため、部屋の窓は全開にしておる

さらに俺自身は、作業中に拡散した塗料が眼に直接飛び込んで来るのを防ぐ為に、Zガンダムでクワトロさんがしてたようなデザインの防塵ゴーグルを着用(実家に帰省した際に地元ホームセンターで¥298で購入したもの)09


そして、俺を挟んで真後ろにはちゃぶ台が有り、そこに塗料瓶と調合機材が配置されておる・・・という構造になっておる

使用する塗料は水性ホビーカラー
先ずは下塗り用にH-32 フィールドグレイ1を使う


『ガンプラ入門』(現在俺の手元にある唯一の指南書)によると、塗料:うすめ液の比率は1:2が適切・・・と書かれておったので、試しに俺もその比率で調合し塗装してみることにする
しかし・・どうにもかなりシャバシャバな感じがするがなぁ・・・

一抹の不安と期待に揺れながら、最初の一発を噴射・・・

・・・だが、見事に弾かれた03


ううむ・・・水性塗料は食いつきがイマイチとは聞いていたが、ラッカー系と同じ調合比率では巧くいかんのか・・・

なので、新たに 塗料:うすめ液の比率を1:1に変えて、改めて噴射02


・・・すると、今度は弾かれる事無く見事に塗料が乗った・・・

やはり、最初に吹いた塗料は薄め過ぎた・・・という事なのか?

しかし、最初に弾かれた!と思った塗料が実は視認出来ないくらいの薄い皮膜を作ってくれてたおかげで、次の塗料の食いつきを助けた・・・とも考えられる

何はともあれ、一発で塗り終えようとはせずに、何回か少しずつ塗り重ねて行った方が確実のようだ04


何しろこっちは初心者である。
納得行くまで何度でも試行錯誤を繰り返せばよい
焦って一発で成功させる必要なんで全く無いのだ

こんな冷静な心境にあるのもエア圧の持続時間と残量を全く気にせず作業できるコンプレッサのある環境ならでは・・・

エア缶の時だったら、エア圧の持続時間とエア残量が気になって、気になって、こんな心境にはなっておらんだろう
この心の余裕が生れただけでもコンプレッサを買った価値はあった

・・・そういえば俺が小学4年生の頃のとある図画工作の時間で、こんな事があった。
ある時、図画工作の時間で、木の板を切り抜いて、看板的なモノ(レリーフ?)を造るっていう課題が出たのだ。
普段は水彩画や紙工作等、特に専門的な工具を必要としない無難な作業がメインな小学校図画工作において、
なぜかこの時ばかりは工作室にある電鋸を使って木板を切り抜く等の本格的な木工作業を行なうのだという・・・
先ず最初の1時間は図案を熟考し、木版に下書きをする作業に費やされた
この時まで俺は糸鋸しか使った事なかった。
糸鋸では直角や複雑な曲線を切り抜く事はなかなかに難しい
しかし、電動で高速回転する電鋸ならかなり複雑な形も切り抜けるのでないか?と考え、糸鋸で切り抜くのはほぼ不可能な電鋸使用でのみ実現可能な熱帯魚か金魚だかのかなり複雑な図案を張り切って木板に下書きしたわけなのである

・・・で、翌週。電鋸での切り抜き作業は工作室移動して行なわれたんだけど
工作室に用意された電鋸は なんとたったの2台
クラスは約40人で、男女に分かれて1台ずつ使うので、1台に約20人の児童がずらりと並ぶ事態に・・・
授業時間は45分あったけど、移動やら説明やらで正味40分程度、単純計算で使用出来る時間は一人わずか2分という事になる

たった2分で複雑な形に木の板をくり抜け!・・・てプロだって相当難しい事だと思うが
それを簡単な説明を受けただけのズブの素人(しかも小学生!)にやらせようというんだから無茶過ぎる

案の定、最初の児童が無理な力を加えて電鋸の刃を折り、刃を取り替えようとした教師とて素人同然なので交換作業に四苦八苦・・・

その間にも、刻々と図画工作の授業時間は過ぎて行き・・・

そんな殺伐としたイライラ感漂う中で、ようやく俺の順番が回って来たのだが・・・

背後ではジャイアン的な立ち位置のクラスメイトが
「お前ぐずぐずやってんじゃねえぞ
的な無言の圧力をかけてくるので、とても冷静に切り抜き作業なんぞやっちゃいられない

早く次のヤツに順番を回さなければ・・・

という焦りと脅迫観念から、切断線は下書きを外れあらぬ方向に・・・切断面はグニャグニャに・・・

結果、完成したブツは、最初の完成予定とは似ても似つかないような珍妙なシロモノになってしまった・・・

それでも時間内に電鋸の順番が回ってきたヤツはマシな方で、授業時間内に順番が回ってこなかったヤツらは放課後居残りで電鋸作業をやらされてた・・・
そいつ等が悪いわけじゃないのに・・・

一体何だったんだろうね~この授業・・・

俺は思うんだけど、電鋸でもパソコンでも、やっぱり一人の生徒に作業道具1台を宛がうべきじゃないだろうか?
備品が足らないから・・・を理由に他人と作業道具をシェアすることはモノ造りの上では厳禁!
シェアするくらいなら、その授業はクラスを2つなり3つなりに分けて、備品が行き渡るまで人数を減らすべきだと思う。
そもそも自分専用~を思う存分いじり倒し、自分なりに試行錯誤する事によってその人独自の創造的なモノは生れてくるんじゃないだろうか?
道具をシェアすることにより、周囲に対して萎縮してしまったり、頼り切ってしまったり・・・では創造的なモノは生れて来ないんじゃないか?

そんなこんなで俺さまの主張を書いておるうちに、塗装作業の方は3~4回ほど塗り重ねて下塗り終了05

30年振りのブラシ塗装としては、なかなか巧く行ったんじゃない?

では、下塗りを乾燥後・・・いよいよ本命のグラデーション塗装に挑戦

表面を単色で塗るのではなく、ブラシ塗装の大きな特徴であるボカシを利用して、濃いめの下地に明るい色を重ねて立体感を強調する塗り方をグラデーション塗装と言うらしい

昨年買った『ガンプラ入門』のエアブラシ塗装の項目を読んで、特に感銘を受けたのがこの塗装法

プラモデル製作から離れていたコト実に30年・・・こんな塗装法があったのか!と眼からウロコものであった

なのでコンプレッサを買った時から、コレをやりたくてやりたくてウズウズしておったのだ

グラデーション塗装用に用意したのは水性ホビーカラーH-21グランプリホワイト06

なんでこの色を選んだのか?については特に深い意味無し

店頭でなんとなく眼についたから・・・である

このグランプリホワイトを先ほどと同じ1:1に希釈して、エアブラシに装填

理屈では光が当たる面にこの明るいグランプリホワイトを塗り重ねていくのである
そうする事でより立体感を得られるハズだ・・・

俺も3DCGモデルのテクスチャを描く時に同じ方法使っておるので、頭では理屈はわかっておる

わかってはおるのだが・・・どうにもCGと違ってリアルでは巧く行かない
イイ感じのぼかし具合を表現するための噴射の加減と量が恐ろしく微妙で難しいのである
ターゲットのデスバテーターが小さ過ぎるというのも難しくしている要因のひとつかもしれない
もっと広い面だったらイイ感じにボケたかも・・・07


そんなんこんなで、グランプリホワイトの吹き付け終了・・・

結果から言うと・・・ちょっと吹付け過ぎた・・・

下地関係なく、ほぼグランプリホワイト一色になっちゃった感じ・・・

もっと圧を弱く、遠距離からフワッと量少なめに吹付ければ良かったかなぁ・・・

あそこもここも・・・と念入りに吹き付け過ぎたのが失敗の原因か・・・08


でもまぁ、初めてなんだから、余り多くを望んじゃいかんだろ

とりあえず、機体色はコレで完成!
次回は機体中央の緑色部分の彩色に為にマスキングに初挑戦!

30年ぶりにエアブラシ塗装してみるぞい! 其の弐・最初の生贄デスバテーターを作るぞい・・・の巻

前回までのおはなし

一昨年前に30年ぶりにガンプラを作る為に参考書として購入した『ガンプラ入門』を眺める度に、自らもエアブラシで塗装してみたいという欲望にかられる犬計画。

しかし、彼には30年前に大金叩いて買ったエア缶によるエアブラシの塗装で大失態を犯したという過去があった・・・

エア缶ではなくコンプレッサを使えさえすれば、俺にだってエアブラシ塗装が巧く出来るのに・・・と夢想する犬計画。

しかしコンプレッサはブリタニアの貴族のみが所有出来る高級アイテムである!

・・・やはり貧乏イレブンの俺には高嶺の花なのか・・・と落胆する犬計画の前に安価&極小のコンプレッサ・プチコンキュートが現れる!

新たに購入した21世紀奇跡プチコンキュートとレギュレーターを30年前に購入したエアブラシに接続し、水の噴射に成功した犬計画!

30年の時を経て、押入れの肥やしとなっていた骨董品のエアブラシが、プチコンキュートに繋ぐ事によって見事不死鳥のように復活した瞬間である!

だが、この時の室温38度!そんな過酷な条件下に「これ以上は無理!続きは来週!」とレポートを次週に丸投げした犬計画であった・・・。


・・・ということで、30年ぶりにエアブラシで塗装してみよう第2回 行ってみよ~

さて、本来なら今回より実際に塗料を入れてエアブラシ塗装を始めるところなのだが・・・

肝心の塗装するプラモが無い・・・

いや、あることはある

数ヶ月前に捨て値同然で売られていたガンダムAGE系のプラモを大量購入したばかりだ・・・

けど・・・最近のガンプラって、パーツ多過ぎじゃね?

いきなり初回から 大量かつ複雑な可動機構を持つガンプラを塗るのは初心者の俺にはとうてい無理じゃ~

もっとパーツが少なく・・・出来れば関節とかの可動部分の無いプラモが無いものか?
さらに失敗した時の損害を最小に留めるために出来るだけ安価なヤツが・・・

う~ん・・・と頭を捻っておったら、閃いた

宇宙戦艦ヤマトのメカコレクションシリーズ・・・通称メカコレ

俺が小学生の頃からあった1個¥100のアレ

確かヤマト復活篇上映の頃に1個¥210で大量に再販されてたはず!

小さいし、可動部分も全く無し!さらに必要なのは艦艇色一色くらいだからガンダムみたいに最初に何色も塗料を買い揃える必要も無いし・・・

アレを3~4個生贄に練習して自信をつけてからガンプラを塗装すればイイんじゃね

そう考えて、アマゾンでメカコレを検索・・・すると・・・

げぇ~ッ!なんじゃこりゃ~

通常価格¥210であるはずのメカコレがいつの間にかプレ値が付いて¥600とか¥800とかエライ価格になっておる

これじゃメカコレじゃなくて大箱のヤマトプラモと変わらん値段じゃんか!

それでは・・・と、大箱のヤマトプラモを検索
すると、こっちはそれほどプレ値は付いてないみたい(人気の艦艇は既に入手不可状態だったが・・・)

ううむ・・・練習用にしては大き過ぎるような気もするが、わざわざプレ値のメカコレ買うなら、こっちの方がイイか・・・

という事で、主力戦艦を¥550で購入01

このプラモ・・・確か俺が小学生当時も¥500前後だったと思う

・・・で、届いた主力戦艦の内容がコチラ
02
使われておるのはランナー2枚

無論最近のガンプラのように色分けとか一切されておらん!
パーツの接合には接着剤を使用する
懐かしいのぅ~昔のキャラプラモはみんなこんな感じだった
俺が小学生だった当時は確かチューブ或いはひし形の接着剤が同梱されておったが、コスト削減の為なのか?再販版のコレには接着剤は同梱されておらんかった

しかしね~デカイな~主力戦艦・・・エアブラシの練習台にしてはパーツ多過ぎ!

組立てるのめんどくせ~

そこで注目したのが主力戦艦のオマケとして付いている白色彗星帝国の戦闘機2種 デスバテーターとパラノイヤ
特にカブトガニみたいなデスバテーターエアブラシ塗装の練習用にはもってこいのデザインではないか

最初の生贄は、このオマケキットのデスバテーターに決定03
オマケのクセにパーツ数は8とそこそこある

先ずは多めに接着剤を点けてしばらく待ち、さらに接着剤を点けて機体を張り合わせる04
コレをテッシュに包んでクリップで固定し、接着剤が乾燥するまで3日間放置・・・05
ちなみにテッシュで包んだのは機体が緩やかなカーブを描いているので直にクリップで留めたらツルッと滑って外れてしまった為

3日後、クリップを外してみたところ

06イイ具合に点け過ぎ接着剤で溶けたプラがパテ代わりとなり隙間を埋めてくれた・・・と思いきや、やはり古いキット故か隙間が埋まらなかった所も・・・
ここは後ほど瞬着を流し込んで隙間を埋める事にする

それにしても張り合わせてから思ったのだが・・・なんか全体的に厚ぼったくてシャープさに欠けるのぅ・・・
デスバテーターってこんなんだっけか?

そこで一念発起、主力戦艦と一緒に購入したヤスリセットを使って、ゴリゴリと機体をシャープに削り込む07
08
エッジが立ってきたら、削り過ぎたところの補修も含めて隙間に瞬着を流し込み1日放置09

1日後・・・今度は水ペーパーで擦って表面を均す
ヤスリで削って消えたスジ彫は画鋲の針を使って彫り直してみた
意外と画鋲の針でも彫れるものなのね10

次に尾翼的なモノをランナーから切り離す・・・
それにしてもコレが恐ろしく小さなパーツ(昭和のキャラプラモはユーザーに優しくなかった)
カッターで切り離したショックでどこかにハジケ飛んで行ってしまいそうなので、ガムテープにパーツをくっ付けて切り離した11

それほど小さなパーツなのでピンセットで掴むのも昭和生まれのオッサンには一苦労・・・
接着には当然 瞬着を使用・・・
ところで、コレの初販を作った俺が小学生の頃って、瞬着はまだまだ一般に普及してなかったんじゃないかしら?
プラモ用接着剤でこの極小パーツの接着を試み、グラグラとなかなか固定出来ずに悪戦苦闘したような記憶があるが・・・

そんなこんなで完成したのがコレ・・・

012ううむ・・・悪くはないが・・・何か物足りないような・・・

と、いうか最初から気になっておったのだが、両翼に3対ある機銃口のモールドがなんとも浅くぼんやりしてて迫力に欠ける

そこでダイソーで買って来た¥105の模型用ハンドドリル0・5ミリで機銃口を空け直してみた

おお!途端に戦闘機っぽくなったぞ!

完成 エアブラシ塗装練習用デスバテーター13

練習用だから素組みのままでも問題なかったのだが、ついつい本気になって作り込んでしまったぞい

では、いよいよ本題のエアブラシ塗装を・・・と思ったら、時刻はpm5:00
ヤマト2199の放映時間だ!

なので、本日の作業はこれにて終了~

エアブラシ塗装についてのレポートはまた次回
作品一覧
サークルプロフィール
カテゴリ別アーカイブ
Amazonライブリンク
楽天市場
記事検索
ランキング
  • RSS
  • Dlsite blog