01
ウルトラ怪獣500
カネゴンが出来が良いとの評判を聞いて、先日某量販店に買いに行ってみた。
ところがあいにくカネゴンは品切れ・・・では他にネタになりそうな珍なるアイテムは無いものか?と物色していたら、アクマニア星人を発見

えっこんなマイナーな星人が・・・と若干驚いたが、現在放映中のウルトラマンギンガでは大活躍しておるのかもしれん・・・俺は観てないので知らないが・・・

俺の知っているオリジナルのアクマニア星人ウルトラマンレオに登場した宇宙人で、登場回のストーリーはマンションが怪奇現象に見舞われ、それはアクマニア星人仕業だった・・・的な凡庸なものだったとおぼろげに記憶している
ホントにどうでもいいような回に登場したどうでもいいような怪獣の一体であった

それがなにゆえ、40年近くを隔てた現在でも尚 俺が未だにコイツを覚えておるのか?

それはひとえに、その余りにも特徴的な名前そしてデザインゆえなのである

アクマニア星人って・・・悪魔なのか?悪のマニアなのか?

タツノコプロ顔負けのこのナイスな駄洒落ネーミング

そして名前負けしていないインパクトあり過ぎなその容姿

全身緑色のウロコに覆われた身体。その中心に巨大な単眼

頭からは左右にひょろ長い角が生え、スリッパみたいな両足には後付けたような鉤爪・・・

まるで駄菓子屋のメンコに描かれておるようなパチもん怪獣そのものではないか02
ピープロなら許されるであろうパチデザインの怪獣が、まさか名門の円谷プロの・・・しかもウルトラシリーズに登場するとは・・・

本編のストーリーは凡庸過ぎて全く覚えておらんが、とにかくコイツの名前と容姿は忘れ去るには強烈過ぎた

ところで、アクマニア星人がガレージキット以外でフュギア化されたのは昭和50年代に発売されたポピーの怪獣消しゴム以来ではないだろうか?
(ブルマァクやキングザウルスでのソフビ化は記憶に無いが・・・)

そのポピーの怪獣消しゴムのアクマニア星人。
実に出来が素晴らしく、当時小学生だった俺はとても気に入っていた
だが、なぜか眼球の中心に杭のようなモノが突き刺さった状態になっておった
今から思うと、原型師の方が眼球に杭を刺された状態のスチールを参考資料として造型してしまったので、そんな姿になってしまったのではあるまいか?と推測しておるのじゃが・・・

今回のウルトラ怪獣500のアクマニア星人は先の怪獣消しゴムと違い五体満足な状態でのフュギア化である

完成度はウルトラ怪獣500の中でも最上位クラス
そしてツッコミどころも含めて恐ろしく着ぐるみに忠実

特徴的なフォルムが着ぐるみに忠実なのは御覧の通りなのだが・・・

注目してもらいのが、左右の角の付け根部分
店頭で一見した時は、角の塗りが雑だな~左右で揃ってねえじゃん・・・と思ったのだが・・・すぐに店頭に並んでいるアクマニア全ての角が左右揃って無い事に気が付いた
で、タグの写真を見てみると・・・そもそも着ぐるみの角の付け根が左右揃ってない!つまり、着ぐるみを忠実に再現しておったのだ03

さらに塗り潰されてわかりづらいが、眼球の細かな筋(血管?)や瞳の中心の星までもちゃんとモールドされておった04

むろんスリッパ状の足先に後で無理やり付けたような鉤爪も忠実に再現05

左右のヒレ(?)やヒザのしわのモールドもこの時代の着ぐるみ独特のクタクタ具合を再現しておってイイ感じに仕上がっておる

とっておきは、額部分にある覗き穴までちゃんと再現されておるという点!
なんとメニア~ック
06

彩色さえもっと手が込んでおれば、今は無きバンダイの怪獣標本のひとつに加えても遜色無し!な完成度なのである

ちなみ両腕と両脚が回転可動!
ウルトラ怪獣500シリーズでは基本両脚は無可動なので、可動の面でもアクマニア星人は頑張っておると言える07

唯一の難点は背中に丸い大きな分割線が・・・
成型上仕方が無いとはいえ、これは惜しい08

然るにこの価格でこのメニア~ックな出来は驚愕に値すること間違いなし

次は是非、このクオリティで第2期ウルトラ最終怪獣にしてモーレツ駄菓子屋臭漂うブラックエンドのソフビ化を熱烈希望09